Mr.Doggy Style Front Cover

Lyric

Kagehinata Ni Saku

Scooby J, DJ Ken

梅田駅前 赤の他人達とすれ違う

この人らの人生と何故か今比べちまう

幸福論なんてモノは人によって違うが

隣の芝生が青く見える事もしばしば

時間の経過は人にとって凶器

徐々にのしかかってくる現実の2文字

「明日は楽しみだ」から「今日は楽しかった」

また気付けば言葉尻が過去形に変わった

人はいずれ誰もが陰日向に咲く

場所に正解はなく皆が胸と根を張る

「この道より我を活かす道はなし」

そう言い放ちあの詩人が筆を持つ意味

1本のペンシルが現実を噛み締める

柄じゃない言葉だけが何故か今紙を占める

俺がマイクを置けば悩みは全て消えるが

それと同時 新たに悩みが1つ出来るな

陰日向に咲く為に

もがくこの世の中じゃ

ロクに息をつく事すら

許されないけれど

眠り目覚め眠る

この等身大の幸せを

道草食いながら

口ずさみケセラセラ

「音楽じゃ稼げない」と仲間が言った

現実を見るって事はホント恐ろしいな

痛い程わかるぜマイメン 俺も潰れそうだ

虚勢を張り続けてきたが今にも剥がれそうだ

2人のため息と共に会話が途切れる

そこで初めて気づいた車内のBGM

名前も知らない歌手が人生を歌ってる

綺麗事ばっかホンマ並べんなよマジで

「金があればなぁ」って俺ら何度話した

「TERUが羨ましいな」ってのがいつもの話のオチさ

カンナで削った様なペラい理想論

風で飛ばされない様仲間と握りしめたあの頃

口にせずとも伝わる共通の感情

皆不安に塗れてる人生の葛藤

大丈夫なんて無責任な事は言えねぇが

あー面倒くせぇけどな 付き合えよ my bro

陰日向に咲く為に

もがくこの世の中じゃ

ロクに息をつく事すら

許されないけれど

眠り目覚め眠る

この等身大の幸せを

道草食いながら

口ずさみケセラセラ

夢にまで見た仕事についたパイセン

ある日久しぶりに会えば見違う程やつれた顔で

「俺はホンマ何の為に生きてるんやろ」って

あの就職祝いの乾杯は何処へ

同じ釜の飯を食った 今は違う生き方

互いが物思いにふける沈黙の中

「人生大変やなあ」ってそう呟いてから

「俺もラップ始めよ」って笑って強がってた

「俺はもう無理やからお前に夢は託した」

その時あの人は明らかに何かを隠した

俺はただ足掻くしか これについて書くしか

出来ねえからすぐに今日の事を書き殴った

幸せとは何か 生きるとは何か

考えるのも嫌になる 死ねれば如何に楽か

混沌とする世の中への俺の呟き

この普段の暮らしに蹴り入れるclassic

  • Lyricist

    Scooby J

  • Composer

    DJ Ken

Mr.Doggy Style Front Cover

Listen to Kagehinata Ni Saku by Scooby J, DJ Ken

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Mr.Doggy Style

Scooby J, DJ Ken

  • 1

    Kamon -Oinu Yohshiki-

    Scooby J, DJ Ken

  • 2

    Doctor X

    Scooby J, DJ Ken

  • 3

    Mr.Doggy Style

    Scooby J, DJ Ken

  • 4

    USHIMITSU NO BLUES (feat. DARK)

    Scooby J, DJ Ken

  • 5

    Naki Aburae

    Scooby J, DJ Ken

  • 6

    Kirisutegomen

    Scooby J, DJ Ken

  • 7

    Kyoki No Sakura

    Scooby J, DJ Ken

  • 8

    Fukazume

    Scooby J, DJ Ken

  • 9

    Ningen Shikkaku

    Scooby J, DJ Ken

  • ⚫︎

    Kagehinata Ni Saku

    Scooby J, DJ Ken

    E
  • 11

    Dekishi

    Scooby J, DJ Ken

大阪の枚方市のHRKTのメンバーであるScooby Jと様々なMCの背後を固め、数々のMCへトラック提供をしている大阪のDJ・トラックメイカーであるDJ KenによるWネームアルバム「Mr.Doggy Style」
流行りに逆らうオールサンプリングのBEATによる王道HIPHOPスタイルのScooby J 2ndアルバム。
客演には福島県白河市のAREA48 UNDER THE MUG'SからDARK氏を招いた。
Scooby Jの1stアルバム「薔薇の棘」、そしてDJ Kenの1st EP「Late Bloomer」を経て、2人の共作アルバムである至極の1枚此処に有り。

Artist Profile

HRKT

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