Lyric

天国みたいなもんを作りたいんだ

そうここでは何もかもが煌めく

みたいな

なんか続いてた足跡を見ていた

あー何もかも使えそうにないな

くだらないね

あぁそうか夢なら痛くないや

もう現実は見たくないや

儚くてえも言えぬような

ストーリーを書いてみたくてさ

作る為には必要さ

ひとつの尊い命が

またやってしまったのかあ

付いてしまった返り血が

あーもうほらまた旗が立ち

来たる虫

麗しき涙流し

隠されてく死体たち

の上にダイヤの花が咲く

桜の木の下に棲む屍に

気づかないままでいる

花見客のようでした

この命は大切にね

天国みたいなもんを創りたいんだ

そうここでは何もかも赦される

みたいな

なんか続いてた足跡を見ていた

はあ躊躇ってばかりの腰抜けが

つまらないね

あぁそうか夢なら痛くないや

もう現実は見たくないや

諦観が眩しく光る

ストーリーに逃げていたくてさ

作る為には必要さ

ひとつの哀れな命が

非常口の緑の目に

吸い込まれてゆく

帳の内で、誰かを殺して

花の飛沫で、墓を作って

鎮める歌で、幹を伸ばして

皆で囲んで

あーもうほらまた旗が立ち

来たる虫

麗しき涙流し

ドラマチックで壮大な

悲劇の数だけ花が咲く

桜の木の下に棲む屍に

気付いたこの時から

花見客と同じ目で

この命は大切に

いただきます