17 Front Cover

Lyric

siranaimati

Barbaboy

路地裏に入り込んでとりあえずこの店にしよう

氷が溶ける音がカウンター越しに聞こえた

ねぇマスターと若い彼女 サングラスで誘っていた

その場でグラスを拭いたまま 真顔のまま

その横でまた湯気が湧いた

この辺りの地図はどうも

わかりづらいと向こうの席から

聞こえてくるそりゃそうだ

迷い込んでここにいる

入り組んだ迷路のような

何処か懐かしくなるような

グラスにつく結露の水溜まり

こうして夏が終わる

時間が止まっているような

夏には思えないような

そんな名もない喫茶店で

一夏の恋をした

昼下がり 夢さながらに

うとうと眠りたくなって

読んでいた小説を机に置き

窓の外を眺める

気配がして目を向けると

申し訳なさそうに頭を下げ

本を取り出し嗜む姿

何故か胸が苦しくて

入り組んだ迷路のような

何処か懐かしくなるような

グラスにつく結露の水溜まり

こうして夏が終わる

時間が止まっているような

夏には思えないような

そんな名もない喫茶店で

一夏の恋をした

  • Lyricist

    Barbaboy

  • Composer

    Barbaboy

  • Producer

    Barbaboy

  • Guitar

    Barbaboy

17 Front Cover

Listen to siranaimati by Barbaboy

Streaming / Download

Artist Profile

Cherry bloom blossom records

"