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歌詞

忘れてよかったの

エトワール★ヨシノ

1

突然に後ろで誰かの聲(こえ)を聞いた

草に埋もれた小径(こみち)歩いてたときのことだった

「わたしです覚えていてくださってますか?」

その少女はボクを見つめて

そっと笑った

「いいえおぼえてません

だけど出会った気もする」

彼女の瞳は大気の

露(もや)を含んだ朝のようだった

「ワタシはあなたが

若かった季節(とき)に遭われた

最初の大きな哀しみの化身なんです」

2

声もなく立ち尽くしたボクはこう言った

「あなたはボクのあの悲しみを

知っているというの?」

ただ微笑んで

何も言わずに

少女の涙が落ちる時は長く

やっと、囁いた

「あの季節(とき)あなたは

ワタシのことを『忘れないよ』とそう」

「たしかに言ったよ

だけどボクは忘却(わす)れたんだ君を」

「忘却(わす)れてよかったの

ただ無用が寂しくなっただけ」

彼女はささやき

かげろうと消えてしまった

  • 作詞

    エトワール★ヨシノ

  • 作曲

    エトワール★ヨシノ

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魂の歌、シャンソン歌手、エトワール★ヨシノの4thアルバム。

1 キミはキミらしく
2 Ah ソクラテス
3 孤の蕾
4 お長女ちゃんの唄
5 上手に生きる
6 忘れてよかったの
7 雨に透けた花びら
8 沈黙のmenamy
9 旅
10 風を信じてく

アーティスト情報

Mame-hico Record

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