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Mati:k(マティーク)
1999年、ベルギーの伝説的アヴァンギャルド・レーベル「Sub Rosa」より1stアルバム『Mati:k』でデビュー。静寂の中から立ち上がるピアノの旋律と、破壊と構築を繰り返す実験的なグルーヴを融合させた独自のスタイルは、国内外の電子音楽シーンで高く評価された。
今作『Nu Reks Mine』は、そのデビューから数年を経た2003年に録音され、20年以上の時を超えてアーカイブに眠っていた3つの粒子である。本作においてMati:kは、研ぎ澄まされた旋律の美しさと、高解像度な音響的な美しさを、かつてない高い次元で共存させている。
特筆すべきは、底を這うような重厚なグルーヴ(Heavy Groove)と、それとは対照的に空中に舞うような緻密な音の粒子(Sonic Particles)の対比だ。ノイズや電子音の隙間を縫うように響くクリスタルのようなメロディは、聴く者に静謐さと昂揚を同時にもたらす。
四半世紀の時を経てもなお、一歩も色褪せることのない電子音響の熱量が、今ついに解禁される。