

回るお皿 夢が乗る
サーモン マグロ イクラもある
シャリにぎる職人は見えないけど
心の中で拍手する
回る回る おすしが回る
おじさんの心も踊る
でも君の顔が曇ってる
これじゃ愛も回らない
好きなネタはハマチだけど
君の好きなもの わからない
サイドメニューの味噌汁すすり
心の中でため息つく
回る回る おすしが回る
おじさんの笑顔も揺れる
でも君の心は動かない
これじゃ愛が流される
甘エビの甘さも
君の甘さには勝てない
だけどこの恋の海は深い
お皿を数え 涙こぼす
回る回る おすしが回る
おじさんの恋は止まらない
でも君の答えは聞こえない
これじゃ愛が沈むだけ
- 作詞者
piroshi
- 作曲者
piroshi
- プロデューサー
piroshi
- ギター
piroshi

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Kaitensushi Love
piroshi
「Kaitensushi Love」は、回り続ける寿司と、回らない恋心を重ねたコミックソング。
楽しげな光景の裏で、気持ちだけが置いていかれる夜を、ユーモアと哀愁を交えて描いている。
サーモンもマグロも流れていくのに、
相手の気持ちだけは、どこにも乗ってこない。
笑っているようで、どこか切ない――
そんな人間らしい瞬間を、piroshiはあえて軽やかに鳴らす。
ふざけているようで、実は少しだけ本気。
「Kaitensushi Love」は、日常の中に潜む小さな失恋を、
静かに、そして可笑しくすくい上げる一曲。
アーティスト情報
piroshi
『エキセントリック・ヒューマン・ネイチャー』 piroshiは、感情を整えない。 矛盾は矛盾のまま、違和感は違和感のまま音にする。 J-POPを出発点に、ムード歌謡、EDM、コミックソング、自身が生まれた70年代ミュージックシーンから現代のpopsongまで守備範囲は縦横無尽。 ジャンルは選択肢ではなく、状況に応じて“勝手に鳴るもの”。 昨日は切なく、今日はふざけて、明日は少しうるさい。 そのどれもが、同じ人間から生まれている。 歌うのは、正解ではない感情。 説明できない気持ち、言い間違えた本音、 「まあいいか」と「それでも」が同時に存在する瞬間。 piroshiの音楽は、共感を取りにいかない。 それでも、気づいた人だけが 「これ、自分のことかもしれない」と思ってしまう。 人間は一貫していない。 だから音楽も、きれいにまとまらなくていい。 その不格好さごと鳴らす―― それが、エキセントリック・ヒューマン・ネイチャー。 全面開放したい瞬間、ありますか? 気になったなら、 もう聴く理由は十分です。
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