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2022年、Maikaが妊娠中に書いたという本楽曲は、新生児たちの泣き声を聴きながら、ベッドの上で歌詞が綴られたという1曲。新生児集中治療室で育まれる命の尊さや死生観の底深さが楽曲に落とし込まれている。穏やかな空間と包み込まれるような安心感、川の上でゆらゆらと揺られているような浮遊感がサウンドで表現されており、シンフォニックな管楽器の音色が散りばめられたアンビエント要素の強いチルな楽曲となっている。歌詞中にある”Rainbow light eyes=虹色の瞳”は、流れ行くままに生まれてきた人が、いつかは自分の性別や生き方を自分で選ぶ未来であって欲しいという願いが表れている。

アーティスト情報

  • Maika Loubté

    東京在住のシンガーソングライター/プロデューサー/DJ。幼少期から10代を日本・パリ・香港で過ごす。高校卒業後、ビンテージアナログシンセサイザーに出会う。先進的なエレクトロニック・ミュージックを基軸としながら、テクスチャーをはぎ取ったオーセンティックな「歌」そのものを重要視している。国内外のアーティストとのコラボレーションやサウンドプロデュース、CMへの楽曲提供、リミックス、ナレーションなど多岐にわたって活動中。2020年10月リリースの「Show Me How」がマツダの新型車「MAZDA MX-30」のテレビCMのコラボ曲として大々的にフィーチャーされ、自身もCMに出演した。2021年10月20日に最新アルバム『Lucid Dreaming』を発表。2022年1月にはSpotifyのプログラム「SpotifyEQUAL」マンスリーアーティストに選ばれ、New York Times Squareの看板広告を飾った。2023年、最新作「mani mani」リリース。

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