※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
本作は、142BPMの高速ビートに乗せて、2000年代初頭のインターネット文化(Flash動画や初期ニコニコ動画)への強烈なオマージュを捧げた、ハイパー・レトロフューチャー・ポップです。ビットクラッシュされたシンセサイザーのアルペジオと、TKサウンドを彷彿とさせる切ないメジャーキーの旋律が、現代のSNS疲れやデジタルな疎外感を描き出します。
歌詞のテーマは「デジタル・アポトーシス(電脳細胞死)」。通知の洪水や無限スクロールによって魂が削られていく感覚を、PCのエラーコードやフリーズといった当時のPC用語をメタファーに表現しました。サビでの「削除完了、それでも鼓動は鳴る」という叫びは、記号化された世界の中で、それでも確かに存在する「生」への執着を感じさせます。
サウンド面では、初期のVocaloid楽曲のような「可愛さと力強さ」が共存するヴォーカルワークに、遊び心溢れるセリフの挿入が、当時のウェブ・コミュニティ特有の混沌とした熱量を再現。古くて新しい、ノスタルジックかつ最先端なエレクトロニック・サウンドが、聴く者を「あの頃のインターネット」へと引き戻すと同時に、現代の孤独を優しくバックアップしてくれる一曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。