1
JIGOKUGAMA-HAGETARO
2
550
3
NUMA-ODORI
4
DEIGO
5
AI-ICHI-TARO
6
DEATH PICNIC
7
MANYA-MANYA
8
CAVEMAN DRY SAUSAGE
9
COMICAL-NIOI-YOKOKARA-SAKEBI
10
NAKINAGARA-NAMIDANAGASHI
11
YOOTTARATTA
12
KAN-NIN
13
YOO-HOO-HOO
14
TSUKI-MUCHI-MAMA
15
CHICATERO-ICATERO
16
XYSAN-MO-GOZO
17
JOE
18
MANE-MANE (feat. Nariaki Komatsu)
19
10X POINTS SONG
20
Yama, Kure, Ryu, Kane, Hito, Mochi, Shi, Gai, Sora, Kotobuki, Mei, Ai, Tsuchi, Kuma, Sei, Sho, Kai, So
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エクストリーム・インプロヴィゼーションいも団体跡地の1stアルバム。最後のEPから約5年をおいてのリリースとなった本作は、跡地としては初のサブスク配信作となっている。
これまで計6本以上のEPを発表してきた跡地だが、即興演奏という性質上レコーディングは全て一発録りが基本となっていた。今回はドラムパートから各トラックを個別に収録し、それぞれに即興を重ねる事で多層的な楽曲構成を試みている。(特に、Voパートの多様さは特筆すべき部分がある。)
そうした制作方法の違いもあってか、今回はサウンド面も多様だ。
Tr.6“デス・ピクニック”ではラップユニットPICNIC YOUとしての活動も目覚ましいshimoda kaitoによるラップを聴くことができ、Tr.18"マネマネ"では小松成彰氏(ex.KING KONG JAPAN / Material Gold Park / ELEPH/ANT)によるディジェリドゥーが“イモ”っぷりをさらに引き立たせている。また、Tr.19"ポイント10倍のうた"にいたってはほとんど合唱曲のようなサウンドとなっており必聴だ。ラストトラック"山、暮、龍、金、人、餅、死、害、空、壽、名、愛、土、熊、清、賞、界、蘇"においてはある種原点回帰のようなハードコア調の演奏を楽しむことができ、最後にこんな楽曲を持ってくるのはニクい構成である(ちょっとしたボーナストラックの想定なのだろう)。
老若男女問わず、幅広い層に聴いてほしい傑作だ。
(音楽評論家ハゲ・イモタロウ)