最後にするから
涙にするから
愛と呼べるなら
灯を避けて
終われない私たちは
あてもなく街へ
走れば間に合う
信号と終電
ふやけきった心を
繋ぐのはふたつのからだ
重ねただけの左手
予定調和へ連れ込んで
骨ばった指に光るシルバー
どれだけ繋いでも
抱きしめても君は掴めない
そんな夜をループ
してるふたりはフール
濁した言葉もさよならの予感も
かき消すように火をくべて
きっと最後にするから
そっと涙にするから
これも愛と呼べるなら
痛みの中へ、灯りを避けて
(Give me some more)
だらしない今を 刻もう
(Give me some more)
仕方ない夜を 君と
どんな思い出も今では
映画のよう
そう、もうエンディングロール
目指してた115万キロ
思ったより高い難易度
"スタンドバイミー"ぐらいには
余韻がありそうだ
子どもみたいに笑う顔
心の隙間温めてたのに
どこにもいないあの日の君
何が変わったんだろう
優しく笑えない君のこと
知らないフリして
知ってもらおうともしないで
そして君は言う
「今までありがとう」
涙ぐんだ目も ずるいさよならも
受け取るから今夜だけ
これで最後になるから
忘れないでいたいから
そんな夜も明けてゆく
君はどこかへ
痛みはやがて
フラッシュバックしてく
壊れたレンズみたい
なんだかよかった
それだけでよかった
会わなきゃよかった
会いたいよまだ
最後にするから
そっと涙にするから
これも愛と呼べるなら
痛みの中へ、灯りを避けて
(Give me some more)
だらしない今を 刻もう
(Give me some more)
仕方ない夜を 君と
- 作詞
YAMORI
- 作曲
YAMORI
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ギミサモ
YAMORI
2023GBB世界大会2位となり話題沸騰中のYAMORIが、元RIP SLYMEのPESをアレンジャーに迎え、共同制作を行ったニューシングル。
爽やかなサウンドに、リアルでざらついた男女間の模様を描いたリリックが病みつきになるこれぞYAMORIの真骨頂といえるポップな一曲。
アーティスト情報
YAMORI
■神奈川県横浜市出⾝。 柔らかくも芯のある独特な声と、⾃⾝のルーツであるビートボックスをナチュラルに楽曲に落とし 込み歌い上げる、"ヒューマンビートシンガー"。 ビートボックスでは世界⼤会Grand Beatbox Battleにてタッグ部⾨1位で予選通過、ソロ部⾨では ⽇本⼈唯⼀の⼀次予選通過という成績を残し、また国内⼤会でも数多くの好成績を残すなど、その 実⼒は国内外から⾼く評価されている。10⽉での世界⼤会では、優勝候補としても、注⽬を集めて いる。 2021年に1stシングル「タマムシイロ」をリリースしシンガーソングライターとしての活動をス タート。RUNG HYANGや向井太⼀とのコラボを経て、2023年5⽉に1st EP「ヒューマン」をリ リースした。聴き⼿の⽣活に寄り添う絶妙な余⽩を残したリリックと、⾃⾝のサウンドプロデュー スによる⾃由な⾳楽で、ポップながらも⼀筋縄ではいかない楽曲を⽣み出している。 2023年8⽉19⽇のYAMORI初のワンマンライブ「YAMORI SONIC」は即完売をし、ヒューマン ビートシンガーとして話題を呼んでいる。
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