Lyric

うるさい街から抜け出した

音鳴る耳栓 鼓膜塞いだ

「傷つく」も「つける」も 嫌だ

この心はまとまらないまま

見えない感じ方の 差が

よくある馴染めなさの元 だった

それすら自分なりのsaga

言うてる間にズレてんぞ歩幅

“Ctrl + C” した一般論 を

貼って 這って

部屋を出る

モノローグに書いた

「いいやもう、どうだって」

だって また飲み込む

永久 逃げられないループ

只、迷宮入りする胸の奥

毎晩反省会

だけど役に立っていない

午前3時

どうせ答えなど出ない

どうせ誰も分からない

ぐしゃぐしゃになったコードみたいに

こんがらがってる脳内を

ほら

貴方の吐いた 一言で

葛藤 拗らせて

沈んでいる

ばらばら 散らばった

心がさ

どうすれば と毎夜

叫んでいる

秘密や恥を背負うから

いつも後ろ指を差されるんだ

抱えてみたらみたで どうだ

目の前にあるから気が散るんだ

壊れてく

壊れてく

耐え切れぬほどの言葉で

オーバーフロー

壊れてる

壊れてる

ずたぼろな心でも

越える夜

一生ずっとこれが続くなら

精神安定 あきらめる

電源シャットダウンするその瞬間ってさ

午前何時？

どうせ答えなど出ない

どうせ誰も分からない

針を飛ばすレコードみたいに

取っ散らかってる脳内を

ほら

貴方の吐いた 一言が

心臓 突き刺して

残っている

ばらばら 散らばった

心がさ

この世にはない色をしている

目が覚めると いつもの部屋で

いつも通りの自分がいる

洗面台に立つ右手に

鋭利な形のものを見る

私の吐いた 一言も

どこかの誰かに飛んでいる

そのことに思いを向けた時

騒がしい街へと出る

貴方の立った 足元に

よく見慣れたものがある

ばらばら 散らばった

心だと

いまは痛いほどわかる

その心に触れる