Lyric

素晴らしい音との出会いがあると

心が動かされるのは確かだ

なまぬるい風を浴びる夕方

ふとそんな事を考えた

音楽に夢を見た俺は

現実でそれに救われてる

いつの間にか消えたその夢が

いつの間にかまた現れてる

右も左もわからないクセに

駆け抜けたアレはなんだったのか

自由を求めていただけか

自分を探していただけか

遠ざかれば遠ざかるほどに

余計に沁みる　街角

あっと言う間に灯る街灯が

トキの流れを目に写す頃

夢を消す理想　不安と闘争　都会の喧騒　鳴らすダンスフロア　そう

ここにしかない喜びが

確かにある　あの日みたいに

午後四時半　今日も夕陽が

少しだけ溶かす残り時間

オープン前誰もいないフロアー

光の斑点　回るひたすら

ブースではDJが合図を出す

その時間がなんだか好きだった

夜通し2枚使いしてたDJ

ライブ中輪になり踊るダンサー

MPC抱えてたアイツも

俺の中で光ってるいつも

あれからすっかり時代は変わり

はしくれだが俺も大人になり

許された限りある歩み

戻らない日に　戻すかのように

バーカン越しの笑いに救われ

帰り際の儚さに酔いしれ

グループ組んでぶつかったアイツも

きっと輝くいつまでも

夢を消す理想　不安と闘争　都会の喧騒　鳴らすダンスフロア　そう

今度は理想が夢を描く

なんとなくそんな気がする

日が昇るまでの静けさが

早る気持ちを落ち着かせる

歩き出そう　期待と競争　時代と共存

夜が明けるぞ

中盤戦 色濃く残そう

名残惜しさを醸し出すのは

避けては通れない残り時間

ここにしか　ない喜びが

確かにある　あの時みたいに

さぁ　駆けぬけるか令和

Yeah まためくるカレンダー

こうして息を吹き返せば

巡る季節がつける明暗

夢を描く理想　不安と闘争　都会の喧騒　鳴らすダンスフロア　そう