BUZZ DA VIBE Front Cover

Lyric

Donju

LANPAZIE

細胞が踊りモンキースパナで

カチ割る運命それでも嗤ってる

並んだ赤橙ママレードぶっかけて

メーター振り切り白煙ばら蒔く

満月の金曜日化けの皮剥がれる

見下ろす街

Are you Monkey ?

朝の5時半フルスモのセルシオ

味の無い缶コーヒー

隣には右目が義眼の男

ポストに入ってた留置所からの手紙

あれからのお前の3年間と

俺たちの3年間は同じ旅

焼け付いた残像 名前無くした

焦げ付いた憎音 ハリツイタ風景

ブラッド オイル マネー

ブラック リスト 廃人

約束破った二度来ぬ朝

暗転になって踊る女は

宣教師のフリ賽を食い散らかす

仁義無き人気者は根を刈り取って

宴を始める

Are you rady?

痛みに鈍くなった獣は

右手がマシンガンの男に

撃ち殺されて灰になる

家賃3万の四畳半で見た夢

焼け付いた残像 名前無くした

焦げ付いた憎音 ハリツイタ風景

ブラッド オイル マネー

ブラックリスト 廃人

約束被った二度と来ぬ朝

  • Lyricist

    Takahito Shibata

  • Composer

    LANPAZIE

BUZZ DA VIBE Front Cover

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反社会性とロックンロール・ドリームは既に数十年も前から乖離している。真っ当な人間なら触れることすら許されなかった音楽、しかし底でしか癒されない人種がいるのも確かだ。

LANPAZIEの最新作『BUZZ DA VIBE』はコロナ禍を含め2年にも及ぶプリプロダクション(音源の下書き準備)を乗り越え、更に半年以上かけて録音を繰り返した。今日日、デジタルサウンドが主流の世の中で、生ドラムにベースとギターだけというアンサンブル、どこか日本のVシネやギャング映画のような語り口のボーカルが愛おしい。

人生が滲んでいる、という意味ではブルースであり、はみ出しモノのロマンチシズムは現代で言うところのヒップホップ的"不良文学"にも通ずる。それでいてオルタナティヴな感性は特にミッド〜スローナンバーに歌モノとしてよく表現されている。これは本作から加入したドラマー、リョウマサヒロが柴田兄弟とぶつかった特異点に他ならない。

ブランキーやミッシェルの幻想は追わない。借りなら返す、という気概と絶滅危惧種であるからこそのプライドは"和彫・アメ車・ギターソロ"という一見、型落ちなノスタルジーが今、かえって新鮮だ。何故なら、ソレを貫けた奴はいないから。マイノリティの味方であり続けると同時に、冒頭で述べた"真っ当な人間"を狂気に駆り立てるチャンスが訪れた。もう、LANPAZIEでしか満たされない。

Artist Profile

  • LANPAZIE

    2011年 結成 ALTERNATIVE GRUNGE GARAGE ROCKを基調とするBJC,TMGE,などの邦楽ROCK 80〜90年代のUK ROCK オルタナティブ グランジ ガレージロックに影響を受ける ​東京を中心に全国で活動中。

    Artist page

SparrowsRecords

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