投げ出されたこの星の雑踏で
偽りを愛した死に損ないが一人
生きやすいと感じたこの場所が
ぬるま湯の中だと気付いたら遅かった
夕方5時のチャイムが鳴って
振り向いた先に私はもういなかった
守りたかったものとか
大事にしたかったものとか
あぁなんだっけってもうわからないまま
乗ったことのない電車に乗って
綺麗なコートは汚れきった心を隠した
君の住む街は風が吹いていて
なんだか心が洗われた気がした夕暮れ
夜になったらさがしに行こう
汚れた心は隠れてる
夜になったらさがしに行こう
光の差さぬ夢を泳いで探すよ
黄昏時君を待ち続けていた駅は
涼しくて君はまだ夢の中
夕日が落ちたら影は街中を覆って
そっと明日も僕の姿も隠してくれるのかい
あの坂を登れば君が居たんだ
ねぇあの日何を話してた?
もう一度もう一度光照らすのならと
思い出せないあの頃の記憶
夜になったらさがしに行こう
滲んだ目を擦ってさぁ
夜になったらさがしに行こう
同じ夜を潜り抜けて、君を忘れて
街は暗くなって傷をかくして
街は暗くなって傷をなくして
黄昏君を待つ最寄り駅
南口交差点待ち合わせ君はまだ夢の中
しのぎやすい夜になったねなんて
気持ちの良い夜風を浴びる美しかった横顔
夜になったらさがしに行こう
滲んだ目を擦ってさぁ
夜になったらさがしに行こう
同じ夜を潜り抜けて、僕を無くして
夜になったら会いに行こう
腫れた瞼の裏浮かべて
夜になったら会いに行こう
懐かしい声にさよならとありがとう
街は暗くなって傷をかくして
街が暗くなって
- 作詞
カイル
- 作曲
カイル
Ruby Seaside の“プロローグ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
boar
Ruby Seaside
- 2
ほんね
Ruby Seaside
- 3
Icn
Ruby Seaside
- 4
seed
Ruby Seaside
- 5
BLUE
Ruby Seaside
- ⚫︎
プロローグ
Ruby Seaside
Ruby Seasideが2nd Mini Albumをリリース。従来の攻撃的なサウンドとは少しテイストが異なり、人々に寄り添うイメージの楽曲が多いアルバムとなっている。今作では1st Mini Albumにも収録されている「ほんね」も再収録されている。
アーティスト情報
Ruby Seaside
古都奈良発。Vo.&Gt.カイルが書き出す真っ直ぐな歌詞を 不安定なコード感や、変拍子による3ピースのバンドアレンジで 表現するギターロック・オルタナティブロックバンド。 「心の死と再生」を表現の中心とし、 人々の葛藤やジレンマなど、思い悩む心をぶち破る攻撃的楽曲から 時に寄り添い合えるような楽曲をも武器としている。
Ruby Seasideの他のリリース