傷つくのが怖くて
君の手を突き放した日
覚束無い足取りで一人
求めたときには限って
目の前には何も残らない
あぁ 窮屈な日々だ
抱きしめるように
明日に手を伸ばして
乾いた心に
"好き"と嘘を一粒だけ
傷つかぬように
背を向けた夜は
ペトリコールのような
匂いがいた
"どうなったっていいの"
揺れる髪に残り香のスパイス
"もうどうなったっていいの?"
二人の方が輝いて見えるの
嘘のため息ばかりで
気を引かせては追い払って
大人ぶる恋心
いつしか"幼いね"と言い聞かせて
涙を流した日は
決まって同じ匂いがしてた
あぁ 懐かしさが怖くて
言葉にならない
この想いはきっと
君に犯した罪
影がついに乾いた後じゃ
寂しさの波に
打ち付けられた愛しさを
抱きしめるように
明日に手を伸ばして
乾いた心に
"好き"を嘘を一粒だけ
忘れられなくて
見上げた空に
ペトリコールのような
匂いがいた
- Lyricist
kuga
- Composer
kuga
- Vocals
kana
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- 1
sorrow
Laila
- ⚫︎
Petrichor
Laila