Lyric

故郷　涙目を隠す　旅立つと誰にも告げず

遠く届く　言葉にする　たとえ離れても　ああ

足早に去る日常も　どこか穏やかに思える

ぬるく肌を撫でる風に　どこか既視感を覚える

花は云う　悲しみを無くしては　向き合えない時がある

いつか　お別れを託しては　誰よりも美しく散れたなら

故郷　色濃く　切なく　今何思ふ　寒空よ

ありがとう　青の季節に　心が晴れたらまた会いましょう

懐かしく思うのは　過ぎた今を見落としたから

大人になり心が晴れたら　青空の下　また会いましょう

郷愁　哀愁　頭が重くなる　遅れを待たず　汽車のベルは鳴る

夕焼け雲に　目を流して　またと思えば　扉が締まる

消えかけた跡に応える　思い出のまま　人は往く

誰の目にも触れず生きる　美しくある物がある

人は云う　過ち無くしては　生きられない時がある

いつか　ひとひらに託しては　誰の事も忘れず居れるなら

故郷　色濃く　切なく　今何思ふ　雪の音よ

ありがとう　春の季節に　心が晴れたらまた会いましょう

暖かく思うのは　寂しさを知りすぎたから

過ぎた時に向き合えたなら　青空の下　また会いましょう