Lyric

ふと顔を上げても　誰も居なくて

ふと振り返ってみても　目に映るのは暗い部屋

重い空気に抗って　手を掻いてみても

見えるのは誰も映さない鏡の向こう側だった

居心地がいいのは誰も居ないから

何も奪われないし　誰も何も与えてくれないから

この暗い　この暗い部屋の底では

きっとどんな音も闇に飲まれて消えてくんだろうな

もしも一度だけなら

きっと僕もうまくやれたんだろう

だけど間違えたから

君の声は二度と聞こえない

心ばかり焦って叫んでみても

誰も見てくれないし　誰も聞いてはくれないだろうな

痛い痛い痛い痛いばっかり言ってさ

きっとどこへも行けないし　誰にも届かないだろうな

どうせ間違えるから

いつも僕はここで一人だよ

だけど間違えるから

今日も僕はここで一人だよ

どうせ間違えるなら

僕はここで寝てればいいんだよ

だけど夢で泳げば

今日も君の声だけ響くよ

もしも一度だけなら

きっと僕もうまくやれたんだよ

だけど間違えたから

今日も僕はここで一人きり