Lyric

ひゅるりひゅるり風が

北から吹く夜は

震えながら温もりを待つ

遠く遠い空に

光る星に馳せた

オーロラへと続く城 夢のあと

かじかむ指を絡め

哀しむ君を囲め

昨日もこの瞬間でさえも

過去になるから

マワレ マワレ 東西へ

そう此処は最後の砦

オドレ オドレ 左右へ

靴底を削って進め

マワレ マワレ 南北へ

もう此処は最後の砦

ウタゲ ウタゲ 銀河へ続け

後先は考えりゃ、負け

ひとりふたり増える

焚き木の火は赫く

照らす顔はほろ酔いに揺れ

燃え上がる炎に

翳す手を繋げば

過ぎたの人の温もりも消えてゆく

恥じらう素振りを見せ

異なる嘘を重ね

立ち止まることを恐れるなら

足を止めるな

マワレ マワレ 東西へ

そう此処は最後の砦

オドレ オドレ 左右へ

靴底を削って進め

マワレ マワレ 南北へ

もう此処は最後の砦

ウタゲ ウタゲ 銀河へ続け

後先は考えりゃ、負け