鯨の見た夢のジャケット写真

歌詞

鯨の見た夢

Scene of Heaven

ララララ

恐れも戸惑いも醜さも涙も

このまま抱き止めて

還そう 彼方へ

深い海の底 沈めましょう

一人で 踠いて

壊れゆく心が

血が滲んでは交わりひろがる

青より青いあお

その中にゆっくり

溶け込み

まるでそう胎内にいる様な

深い海の底 沈みましょう

もういい もういい

このままでいさせて

命は巡ってく

ララララ

帰ろう

  • 作詞者

    Nao

  • 作曲者

    YUKIYOSHI

  • プロデューサー

    來住尚彦

  • レコーディングエンジニア

    YUKIYOSHI

  • ミキシングエンジニア

    YUKIYOSHI

  • マスタリングエンジニア

    YUKIYOSHI

  • グラフィックデザイン

    Keika

  • シンセサイザー

    YUKIYOSHI

  • ボーカル

    Nao

  • バックグラウンドボーカル

    Nao

  • ピアノ

    YUKIYOSHI

  • バイオリン

    Aki

  • ヴィオラ

    Aki

鯨の見た夢のジャケット写真

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    鯨の見た夢

    Scene of Heaven

鯨の見た夢 解説 改訂


命を終わらせたクジラがゆっくりとゆっくりと海底に沈んでいく。
一筋の光さえも届かない深海に餌になるようなものはない。

その過酷な世界に突如現れたクジラの死骸に、様々な生物が次々に集まり、命が巡っていく。クジラの死骸を中心にして「鯨骨生物群集(ホエールフォール)」と呼ばれる生物の集団を形成する。
最大で100年という長い年月に渡り多種多様な生命を支えているという、大きなクジラの死骸が天からゆっくりと降りてくる様は、暗く、飢えた世界において、ひとすじの希望の光のようにみえることだろう。

このような不思議な鯨の生態を歌詞に出来たら、と漠然と考えていましたら、【海、水、青】というキーワードが音符に載って我が元にやってきたのが今回の楽曲でした。

人間は誰しも何らかの傷や弱さ、を抱えて生きていると私は思っています。
生きている事に疲弊してしまったり、もう辛くて逃げたくなる時もあると思います。そんな時はそれごとどこかに置いてしまって新しい自分になる為にその傷も痛みも沈めてしまいましょう、新しい次の日を迎えられるように。
鯨はそんな事を教えてくれているかのようにゆっくりと海の底に沈んでいきます。また新たな命を繋ぐ為に。

Written by Nao

アーティスト情報

  • Scene of Heaven

    Nao(Vocal) Aki(Violin) YUKIYOSHI(Piano,SoundProduce) の日本人3人のユニット。Producerは來住尚彦。 2007年コロムビアミュージックエンターテイメントよりシングル[千歳月。琥珀。]でメジャーデビュー。その後2008年ギターリストが脱退し、NaoとYUKIYOSHIで活動を続け、[棕櫚の手紙]、[十六橋]、[縷々の手紙]、三部作を一月毎にCD発売やLiveDVD発売等の活動をしていたが、2009年活動休止を発表。 Naoはその後ソロボーカリストとしてメジャーデビューし、様々なアーティストとともコラボレーションをしたり、メディアにも多数出演。また新たに三味線、長唄等、邦楽の世界に幅を広げる。また、既に配信されている雪月花の画像の文字はNaoが書いてものであり、水鏡などのジャケ写は自らが撮影してくる等と多種にわたって才能を発揮している。 リーダーYUKIYOSHIは元々作曲編曲家として活動していた事もあり、様々なアーティストに作曲や編曲にサウンドプロデュース、そして映画やCM、ゲームなど劇版音楽を担当したりとクリエイト活動に専念。現在も來住氏率いる和楽器ユニットRin'のサウンドプロデューサーである。 15年という長い年月を経て、ViolinistのAKIを新メンバーに迎え、2024年2月に新生Scene of Heavenとして復活。 Akiは浜崎あゆみや数々のアーティスト、ドラマに映画、ゲームといった劇伴等のストリングスのレコーディングに参加。Sceneとは2008年に共演。元々ソロで活動しており、毎年恒例のワンマンライブでは超満員。ソロ楽曲提供しているYUKIYOSHIと來住氏、そしてNaoからの熱烈なオファーによってSceneの参加を決意。 Producerの來住尚彦(Naohiko.K)は、Scene of Heavenは勿論、和楽器ユニットRin'、Zan等をプロデュース、メジャーデビューさせた。一方赤坂BLITZ、赤坂サカスのプロデューサーでもあり、また東京、京都、大阪でのアートフェアのプロデュースを行う。傍らNFTデジタルアートムービー『SHIP』を監督し、シンガポール、マカオで公開。 Scene of Heavenの総指揮する存在であり、Sceneは4人組だと言っても過言ではない。 今後のScene of Heavenは、毎月毎に一曲づつ配信予定。

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