灰の温度のジャケット写真

歌詞

ノイズの海 (オリジナルver)

灰の距離

モニターの光が 部屋を濡らして

眠れない夜を また数えてる

消えかけた声が ノイズに混じる

もうどれが本当か わからないまま

息を潜めて 耳を澄ませば

遠くで誰かが 僕を呼んでる

ノイズの海で 溺れていた

記憶の波に 流されながら

形のないもの 抱きしめて

まだここにいると 確かめてる

街の灯がまた 滲んで消える

心の奥まで 砂が沈んでく

何かを探して 手を伸ばしても

指先だけが 空を掴んでた

静かなノイズに 包まれながら

僕はまだ 呼吸を続けてる

ノイズの海で 漂っていた

名前を捨てた 声の中で

壊れた夢の 欠片たちが

まだ心の奥で 光ってる

波のように ただ流れて

また朝が 始まる

  • 作詞者

    灰の距離

  • 作曲者

    灰の距離

  • プロデューサー

    灰の距離

  • ギター

    灰の距離

  • ベースギター

    灰の距離

  • ドラム

    灰の距離

  • ボーカル

    灰の距離

灰の温度のジャケット写真

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夜の終わりから、新しい音の始まりまで。
“灰の温度”は、失われた熱を抱えながらも、それでも前に進もうとする
人の心の揺らぎを描いたコンセプトアルバムである。

焦燥、孤独、沈黙、衝動、再生、虚無、そして微かな希望。
それぞれの曲が、ひとりの人間の内側にある温度を
丁寧にすくい取り、音へと変換していく。

完全な光ではなく、完全な闇でもない。
燃え尽きた灰の中に残る、かすかな熱。
それがこのアルバムの核であり、
灰の距離というバンドの存在理由そのものだ。

“灰がまだ温かい”という事実が、
再び歩き出すための唯一の証になる。

アーティスト情報

SNAP

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