灰の温度のジャケット写真

歌詞

傘の中の声 (オリジナルver)

灰の距離

傘の中で 息をひそめて

誰かの声が 通り過ぎた

街の光が 滲むたびに

思い出が 雨に溶けてく

濡れた靴の音だけが

僕の居場所を 知らせてる

傘の中の声を まだ探してる

あの日の笑顔が 消えなくて

触れられない言葉の粒が

胸の奥で 鳴り響く

雨音に 包まれながら

僕はただ 息をしてる

遠くで誰かが 名前を呼んだ

振り向くたびに 影が消える

空の色が やけに近くて

涙さえも 優しく見えた

傘の中の声を まだ探してる

忘れたくても 消えなくて

この静けさが 残る限り

僕はきっと 歩いていける

  • 作詞者

    灰の距離

  • 作曲者

    灰の距離

  • プロデューサー

    灰の距離

  • ギター

    灰の距離

  • ベースギター

    灰の距離

  • ドラム

    灰の距離

  • ボーカル

    灰の距離

灰の温度のジャケット写真

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夜の終わりから、新しい音の始まりまで。
“灰の温度”は、失われた熱を抱えながらも、それでも前に進もうとする
人の心の揺らぎを描いたコンセプトアルバムである。

焦燥、孤独、沈黙、衝動、再生、虚無、そして微かな希望。
それぞれの曲が、ひとりの人間の内側にある温度を
丁寧にすくい取り、音へと変換していく。

完全な光ではなく、完全な闇でもない。
燃え尽きた灰の中に残る、かすかな熱。
それがこのアルバムの核であり、
灰の距離というバンドの存在理由そのものだ。

“灰がまだ温かい”という事実が、
再び歩き出すための唯一の証になる。

アーティスト情報

SNAP

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