灰の温度のジャケット写真

歌詞

夜の骨 (オリジナルver)

灰の距離

夜の底で 形だけ残った

僕という影の 骨を拾う

言葉の皮を 剥がしたあとに

ようやく見えた 真の記憶

息をするたびに 軋む音がして

それでもまだ 立っていた

夜の骨を 確かめるように

震えた心が まだここにいる

ひび割れた夢を 抱いたまま

消えない痛みが 僕を呼んだ

空っぽの声が 胸に触れた

誰のものかは 思い出せない

遠くで揺れる 街の残響が

僕の輪郭を 縫い直してく

夜の骨が 鳴っている

消えかけた灯りを 拾い上げて

もう一度だけ 歩き出せる

たとえ影だけ 残ったとしても

  • 作詞者

    灰の距離

  • 作曲者

    灰の距離

  • プロデューサー

    灰の距離

  • ギター

    灰の距離

  • ベースギター

    灰の距離

  • ドラム

    灰の距離

  • ボーカル

    灰の距離

灰の温度のジャケット写真

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夜の終わりから、新しい音の始まりまで。
“灰の温度”は、失われた熱を抱えながらも、それでも前に進もうとする
人の心の揺らぎを描いたコンセプトアルバムである。

焦燥、孤独、沈黙、衝動、再生、虚無、そして微かな希望。
それぞれの曲が、ひとりの人間の内側にある温度を
丁寧にすくい取り、音へと変換していく。

完全な光ではなく、完全な闇でもない。
燃え尽きた灰の中に残る、かすかな熱。
それがこのアルバムの核であり、
灰の距離というバンドの存在理由そのものだ。

“灰がまだ温かい”という事実が、
再び歩き出すための唯一の証になる。

アーティスト情報

SNAP

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