影ノ立ツ場所のジャケット写真

歌詞

影ノ立ツ場所

秋月美咲

君が僕の壁に触れた

自分と自分の会議をひらき

僕は君の光を拒むんだ

「余所者は入らないで」

立たされたこの場所に

僕は一人立ちすくんだ

誰もいないこの場所で

自分の影を焼き付けていた

「ありがとう」って言えたなら

「ごめんなさい」って言えたなら

「寂しかった」って言えたなら

「怖かった」って言えたなら

君が僕を受け止めた

自分と自分の会議をひらき

僕は君の光を拒むんだ

うまく付き合えなかった

隠れんぼこの部屋に

僕は一人座り込んだ

誰もいないはずなのに

自分の影を連れ出してきた

「ありがとう」って言えたなら

「ごめんなさい」って言えたなら

「嬉しかった」って言えたなら

「辛かった」って言えたなら

立たされたこの場所に

僕は一人立ちすくんだ

ずっと誰もいなかったのに

いつのまにか君が

抱きしめてきた

もっと自然と笑えたら

もっと素直に泣けたなら

「大好き」って言えたなら

「ずっといて」って言えたなら。

「ありがとう」って言えたから

「ごめんなさい」って言えたから

「嬉しかった」って言えたから

「辛かった」って言えたから

ずっとそばにいてくれたから

繋いでくれた君の手が

すごくすごく

落ち着いたんだ

  • 作詞者

    秋月美咲

  • 作曲者

    秋月美咲

  • プロデューサー

    秋月美咲

  • ボーカル

    秋月美咲

影ノ立ツ場所のジャケット写真

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    影ノ立ツ場所

    秋月美咲

『影ノ立ツ場所』は、素直になれず、言葉にできない想いを胸の内だけで抱えてきた主人公が、
自分を見つけ、手を差し伸べてくれた“君”の存在によって、少しずつ前へ進んでいく姿を描いた楽曲です。

「ありがとう」「ごめんなさい」「さみしかった」「こわかった」
たったそれだけの言葉なのに、言えないまま積み重なってしまった孤独。誰かを信じることが怖くて、優しささえ拒んでしまっていた日々。

それでも、そばにいてくれる誰かの手の温度が、
固く閉ざしていた心をゆっくりと解かし、
言葉にできなかった想いを外の世界へ連れ出してくれる。

この曲は、人を信じる勇気と、言葉を伝えることで救われていく心の物語です。
一人で立ち尽くす夜に、そばにいてほしい誰かの存在を思い出すような一曲となっています。

アーティスト情報

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