saisei Front Cover

Lyric

trap

jirokamei

流行りの音にハマるどころか

逆に罠にハメる言葉。

トレンドがどうこう?誰かの動向?

お前は何処?俺なら此処だぜ。

お待ちかね。

やれ、能書き垂れるだけ垂れるガキの

抱き飽きたら捨てるカキタレ程度のスタイルと一緒にすんな。

との意思をリスナーに伝える。

斯くして、杓子定規の一線と上記の一線を画し、常軌を逸する作詞。

各自、状況を一瞬で把握し空気を黙読。

消化不良な気持ちの発露を抑え込む同調圧力。

盗聴・監視の諜報活動に従事する有象無象が集う。

その数相当な烏合の衆たちの表情は虚ろ。

三枚舌外交。最低ダブルスタンダード。

水面下で配備されてる大陸間弾道。

日和ったら最後、具材にされサンドウィッチ。

予定調和的 満場一致で賛同。

自意識過剰、

いちいち反応を気にし顔をイジり倒す 薄幸の八方美人。

雌伏の「人」を解き放ち、至福のひと時。

歯無しのナンシーちゃんより話にならないなら、

八百屋に乗り込んで張っ倒す長兵衛。

ハットだけでなくハートを打つ、ハッとする表現。

流行りの音にハマるどころか

逆に罠にハメる言葉。

トレンドがどうこう?誰かの動向?

お前は何処だ?俺なら此処だぜ。

右へ倣えじゃなくチャドウィックに学べ。ケンドリックに習え。

ちゃんと聴けるフロー?けれどリリックに意味なら無え。

主義主張無しの自称“アーティスト” 何すんの?

大衆迎合?いいや、PE、S.W.A

可哀想に。馬鹿に物分かり良く 罷り通る長い物に巻かれる風見鶏よ。

“変わり者”呼ばわりを怖がり、

その我が身と周りの人とを推し量る秤よりも他に代わりの居ないただ一人の“私”を見ろ。

また巷にマラリア並み、まさに流行病。

若い盛りから俄かに罹り、「ヤバイ」騒ぎ回りバタリバタリ。

ただ着飾り様にはなり かなり話題さらい、だが未だに やはり形ばかりだな。

見習い辺りが書いた歌詞か何かかい?

堅い型にはまり、あまり当たり障りが無い 浅い中身が“神懸かり”だ?

ハイ、黙りなさい。

ダサい紛いなら聴かない。

更には やり方汚い嫌な柵かわし、

流した涙は力に替わり、洗いざらい語り明かしたら字余りか。

有難い。

  • Lyricist

    jirokamei

  • Composer

    jirokamei

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Artist Profile

  • jirokamei

    次郎(仮名) 1987年生まれ。2008~2012年頃まで活動、J-HIPHOPのアンダーグラウンドシーンで注目を集めていたが突如として消息を絶つ。 その後、2018年に盟友・HakobuNeのミックステープ『kimama』へ参加し復活を遂げる。 2022年10月、6曲入りのEP『再生』をリリース。

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