灯台へのジャケット写真

歌詞

地平線

lantanaquamara

こだまする声

結んだ手のひら

解き放つトワイライト

あなたを忘れない

さざ波のように

わたしをさらってよ

交わる光のシルエット

瞳に刻んで

シグナル うつりゆく

架空の表情 あざやかに

抱擁 裏切りの

テーブルの上 天気図(廃棄)

いたましいほど

むらさき浴びて

鉄塔 水上

ちいさな願いからかなえよう

Go far away, beyond the horizon

芽生えた光

Far away

Beyond the horizon

防腐処理して口づけを

すべて粉々 アメフラシ

あなたの空で 目を洗います

菜の花畑に隠れては

えんぴつ削る

銀のロボット

キャンディー 血塗られた

紙飛行機に 祝福を

太陽 蝉時雨

時間とまる 拒絶したその手

ひとつ残らず 真実だから

幻燈 断章

海を知らない 遠い足音

Go far away, beyond the horizon

醒めた目をして

Far away, over

もう一度

Go far away,beyond the horizon

いま 明日のために散れ

Far away, beyond the horizon

見上げる雲は 屋上は

はるかかなたの水鏡

パジャマに着替え

二階 セメタリー

堕落の産物 鱗翅目

ドライフラワー 降りつもる

発電所で図形 ちらかるだけ

待ちぼうけ 踏みつけ 見つめられ

また 嫌われる

理由は 自分で考えなさい

シグナル うつりゆく

架空の表情 あざやかに

鉄塔 水上

わたしの蘇生からはじめよう

Go far away, beyond the horizon

芽生えたひかりに満ちて

Go far away, over

はじまる

Go far away, beyond the horizon

また 灰に帰るから

Far away,over

いつか見た朝焼けに 海鳥描く軌跡

さよなら 愛しい人よ

三度目の春が来る

ヒバリの涙 輝いて

一筆書きの楽園へ

ずっと 透明なまま

いつか 枯れるまで

かなた この手をのばし

あなた 笑っていた

  • 作詞

    lantanaquamara

  • 作曲

    So

灯台へのジャケット写真

lantanaquamara の“地平線”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

東京発ロックバンド、lantanaquamara(ランタナカマラ)の1stフルアルバム。“ポスト邦ロック” “ポストジャパメタ”とでも形容できそうなそのサウンドは、どこかで聴いたことがあるけど、どこにもない。懐かしいようで、新しい。そんな音楽体験をさせてくれる。

00年代邦楽ギターロックを思わせるリードトラック「灯台へ」、オールドスクールなメタルへのリスペクトを覗かせる「地平線」「ウタカタ」「ネオンテトラ追放」、衝撃のメロスピチューン「ユニコーン倒壊」など、バラエティに富んだ楽曲が並ぶ。

アングラなサウンドを鳴らした初期の面影はもう見えない、と思わせる楽曲群は、8分超えの大作「サバンナ」の存在をより際立たせる。

「ポストメタル」の呪縛を解き放ち、より自由な世界へ進まんとするバンドの「決意」を体現した快作。

アーティスト情報

  • lantanaquamara

    2016年、1st EPリリースと同時に活動開始。結成当初はポストメタル/オルタナティブメタルを志向していたが、現在は90年代ヴィジュアル系、ジャパニーズメタル、00年代邦楽ギターロック等の影響を取り入れた、より日本的な音楽性に変化。 2018年1月に初の自主企画「plant Vol.1」を開催しソールドアウト。2019年1月、1st Single『ネオンテトラ追放』にて、キャリア初のMVをリリース。完全自主制作ながら、2020年12月時点で4万再生を記録。 アンダーグラウンド~国内メインストリームを横断した幅広いインプットを楽曲に集約し、独自のロック音楽を発表していくことをバンドの活動目的とする。2022年11月2日、1st Full Album『灯台へ』をリリース。

    アーティストページへ


    lantanaquamaraの他のリリース

lantanaquamara

"