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Spirit of Asia( アジアの香り ) は舞踊組曲として作曲しました。舞踊とは踊りを意味するが、もっと根源的な世界を貫いている リズム、メロディーを見つけたいという思いで作ったものである。曲は 9 曲からなり、様々な風土の民族楽器が使用され曲が出 来上がっている。制作する過程で楽器の分類が 4 つの文明と文化に関係していることに気付き、5 つのカテゴリーを設け制作し
た。その流れはまさしくアフリカを発祥とする人類の起源と重なる。人間が世界に広がるにつれて出来上がっていったアフロ・ ユーラシアの文化と文明。その中に当然、音楽、楽器も含まれている。現代は世界が繋がり合うグローバルな時代であると同時 に、それぞれの国が簡単に分断してしまう危うい時代とも言える。それぞれの国にはそれぞれの民族とその風土に根ざした音楽 文化がある。現代は国の風土を超えた交流を目指した動きも数多く見られるが、今後さらなる風土を超えた創作、作品作りが益々 必要となるであろう。
■佐々木義生プロフィール 菊池秀行グループ、沢田駿悟トリオに参加する かたわら、故寺山修司主宰「天井桟敷」で音楽 を担当するなど幅広い活動をする。1983 年、 活動の場を北海道に移し、シンセサイザー、パー カッション、ベースを使用した独自の Mind Jazz を開始。87 年アルバム「翔」、また '93 年アルバム「悠久」発表。友好が深いゲイリー・バートン、チック・コリア、サミー・ ネスティコ、ジョバンニ・イダルゴ、エリック宮城、向井滋春等の交流を通じ、 次世代の育成音楽事業にも力を注ぐ。第 1 回ジャズマンス・イン・旭川 (1995 年 ) より音楽プロデュース、作編曲家として 20 年連続参加。2018 年 Mind Jazz アジア 3 部作の第 1 部『Spirit of Asia/ アジアの香り』 を制作。2019 年第 2 部となる『Earth Festival/ 大地の祭典』を制作する。
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