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「金曜のルージュ」は、映画のあとの約束を前に、洗面台の鏡で口紅の色を選び直すその数分間に揺れる告白の手前の意志を描いたミディアムテンポのシティポップ。
金曜の洗面台、ポーチから取り出したいつもの色、深い赤に手を伸ばしてはティッシュで拭き取る指先、そして鏡に残るひとすじの赤――見る側の距離を手放して顔を見られたいと思った夜が、冷たいネジを回す指先に静かに宿っていく。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、誰かに「似合う?」と委ねるのではなく、自分で色を選んで夜の街に出ていく、けれど拭き取ったはずの深い赤の微熱だけは消せないまま歩き出す大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやアーバン・ポップが持っていた、金曜の夜、洗面台の鏡、口紅の色選び、告白と自立の境界線を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
結局いつもの色に戻してキャップを閉める。それでも少し高いヒールを選んでしまった足元が、鏡に残るひとすじの赤とともに、拭き取れなかった意志を連れて夜へ出ていく――そんな告白未満の覚悟を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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