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project AMBIVALENCE / $.odÅのRikka起用曲第5弾「DOLL’S」
今作は、ダークファンタジービジュアルノベル『Knight Case Files(ナイトケースファイルズ)』内、“マルガレーテ”エンディングテーマとして書き下ろされた楽曲である。
『Knight Case Files』は、不死鳥王国を舞台に、《死体殺し》の異名を持つ近衛騎士ヴィルヘルムを中心に展開されるダークファンタジービジュアルノベル。不死鳥族・死霊魔術師・邪巳族といった存在が複雑に絡み合う中、死と不老不死、そして“蘇り”をテーマに重厚な物語が展開していく。
本楽曲で描かれる“マルガレーテ”は、死亡したとされる公爵令嬢。病弱な肉体を捨て、錬金術と魔術によって動く球体関節人形《ドール》として蘇った存在である。自らを蘇らせた人物へ深い同情と執着を抱き、その復讐へ加担する彼女は、優雅さと狂気を併せ持つ残虐な悪役令嬢として物語に強烈な存在感を残している。
冒頭から聴覚を支配する、リリースカットピアノやグリッチノイズを主体とした無機質なエレクトロサウンドに、繊細かつ攻撃性を帯びたメロディが絡み合い、楽曲全体を通して退廃的な美しさを演出している。
超高音域から捲し立てるような音符の連打まで自在に操るRikkaのボーカルも圧巻。可憐さと狂気を同時に成立させる表現力によって、マルガレーテというキャラクターからの異様なまでの生命感を投影している。
楽曲は『Knight Case Files』のプロデューサー兼シナリオライターである紫江凛氏監修のもと制作され、ジャケットイラストはイラストレーターの風凪ひかり氏が担当。マルガレーテの幻想的かつ不穏なビジュアルも、作品の世界観を象徴する重要な要素となっている。
音楽、物語、ビジュアル——その全てを一つの世界観として再構築するproject AMBIVALENCE / $.odÅ。退廃的な美学と鋭利な感情表現によって紡がれるその作品世界は、今後も深く静かにリスナーを魅了していく。
代表である$.odÅがproject AMBIVALENCEを設立し様々なアーティストとのコラボレーションやプロデュース活動を行い多数の楽曲をリリース。$.odÅ個人名義でも自身がボーカルを担当した楽曲をリリースし活動の幅を広げている。またボカロPとしても活動を開始し、多面的な表現を展開している。
ロックサウンドにルーツを待ち、歪んだギターを多様した楽曲と繊細なリリックを得意とする。様々なアーティストとのコラボレーションやプロデュースも行っており、project AMBIVALENCE名義で多数のフィーチャリング楽曲をリリースしている。またボカロPとしての活動も始動し、多方面での表現を展開している。