※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
$.odÅ / project AMBIVALENCEによるボカデュオ2026エントリー楽曲「翠星ノスタルジア」
今作は、ボカデュオ2026参加チーム「みんとそーだ★のいず部」によって制作された、星間とおる歌唱版・通音トオ歌唱版の2形態で展開されるエレクトロロックナンバーである。
温かみのあるギターサウンドに、宇宙を想起させるシンセサイザーやエレクトロニックな質感を織り交ぜたサウンドデザインは、爽やかさと切なさを同時に内包し、どこか懐かしくも未来へと続いていくような独自の浮遊感を生み出している。
歌詞で描かれるのは、劣等感や孤独、他者とのすれ違いを経験しながらも、「今の自分」を肯定しようとするひとりの姿。通り過ぎていった人々への想い、分かり合えなかった誰かとの再会への願い、そして新たな朝へ向かって歩き出そうとする決意が、繊細な言葉によって紡がれている。
タイトルにも冠された「翠」は、日の出や日の入りの瞬間にのみ観測される希少な大気光学現象「グリーンフラッシュ」を想起させるモチーフでもある。奇跡のように一瞬だけ煌めくその翠色の光は、過去への郷愁を抱えながらも未来へ進もうとする本作のテーマを象徴し、『翠星ノスタルジア』というタイトルに込められた希望と再生の意味をより鮮やかに浮かび上がらせている。
ボーカルを務める星間とおるは、透明感に満ちた少年的な歌声と、時に力強く感情を押し出す表現力によって、楽曲へ確かな生命を吹き込んだ。誠実で真っ直ぐな歌唱は、迷いや痛みを抱えながらも前を向こうとする主人公の姿を映し出し、聴く者の心へ静かに寄り添っていく。
また、本作には星間とおる自身が制作を手掛けるUTAU音源「通音トオ」によるボーカルバージョンも存在。調声はめゆが担当し、人の声とは異なるアプローチによって、『翠星ノスタルジア』が持つ儚さと透明感を新たな形で表現している。
楽曲の制作は、作詞・作曲・編曲・ミックス・マスタリングを$.odÅ、ピッチ調整やハモり作成をRikka、イラストをもなか、動画とロゴを犬きゅーとが担当。それぞれのクリエイターが持つ個性と感性が重なり合うことで、本作ならではの世界観が丁寧に構築された。
夜明けと夕暮れの狭間に、一瞬だけ姿を現す翠の光。その儚くも確かな輝きのように、『翠星ノスタルジア』は、迷いや後悔を抱えながらも「今の自分」を歌い続けることの尊さを描き出している。
過去を懐かしみ、未来へ手を伸ばすすべての人へ
この楽曲は、静かな希望を届けてくれるだろう。
代表である$.odÅがproject AMBIVALENCEを設立し様々なアーティストとのコラボレーションやプロデュース活動を行い多数の楽曲をリリース。$.odÅ個人名義でも自身がボーカルを担当した楽曲をリリースし活動の幅を広げている。またボカロPとしても活動を開始し、多面的な表現を展開している。
ロックサウンドにルーツを待ち、歪んだギターを多様した楽曲と繊細なリリックを得意とする。様々なアーティストとのコラボレーションやプロデュースも行っており、project AMBIVALENCE名義で多数のフィーチャリング楽曲をリリースしている。またボカロPとしての活動も始動し、多方面での表現を展開している。