Lyric

生憎娑婆はマフィアシティ

アイアム詩人のツァラ汚し

リーマン生活でもスリーマンセル思い出せ

足を挫いた女組長「え？松井みどり？」

キャバレー・ボルテールの居抜きで

オープンする100円ショップ

固有名詞のビラ配り

当の本人はいなくなり

「そこになければ無いですね〜」

を合図に尾行を開始する

一定の距離を保ちつつ

ホップ、ステップ、マイクロポップ

夏への扉その先にはコンクリートの大自然

NotポエムでNotチェケラッチョ

光線銃は捨てろ

D.I.AピストルよりDIYのグルーガン

被弾しようが樹脂で散らない血飛沫

そのままキャバクラじゃないジャングルの一部に

木々の騒めき

いつメン成りすまし研ぎ澄まし

ステレオイメージが俺を導くままに

閃きのように秒で死語

君と君と、一語一語

即答する、ゾクゾクする

どこにも属さない俗としての

道理のない、意味のジャングル

どごぞで覚えた義理のサンプルにゃ

興味もないまま綴る散文

言葉に落とす命の緩急

正気を愛してギリのギャンブル

まさかのまさかで巡るチャンス ooh

調子乗らしてもらうぜサンキュー

裸のバーサーカーはready to rumble

死にいたる途上で詩を探して右往左往

片道切符で飛び乗れば　詩へ向かうこの両輪

受動的３分間でありったけがっかりしたら

書棚から離れてフィールドへ出でよ

犬も歩けば棒に当たり続け笑顔が上手くなる。

ボードレールよ。私も女になる。

男になる。詩人になる。営業マンになる。

このミクロポリティクスはマトリョーシカの何層目？

鳥の目蟻の目見猿聞か猿 民族誌に憧れ

書棚から離れて　走り出した

犬も歩けば棒に当たり続け　西風はもう吹かない ゼルダはいない

死にいたる病を明日は我が身として その伏せられた目を　存分に幸せにしたい

迎合し稼ぎ　働きフィールドに立つ

詩が　　あり続ける

道具のない生身の殺生

恥ずべきことなど何もなくて

どうにもこうにも抑えきれず

喉元震える狂喜乱舞

挨拶がわりに投げる一瞥

作法のつもりが気付きゃ殺法

もうまもなく落ちる瞼と

現在地示す、トライアングル

どこの坊主も上手に書いちゃいない金屏風の裏の批評大会

言葉にならない表に出せないなら世界は一生町内会

優生思想のうっせぇ持論を掻い潜りながら有言実行

ただ唯吾足ルヲ知ル、がまだ鼻垂れ、明日を視ず

「本気」どころか「真剣」と書いてマジ、から紡ぐ数珠繋ぎ

然るべき時に然るべく書く歌詞で私は詩くある

幾バースも書き繋ぐ　一語一語は実弾

この言葉は人を殺し得る　決してイキるな

ただ、生きてはいかないといられないから

また、私を殺したまま、では死ねないから

まだ、僕が死にかけるなら、止めたいから

俺に全てを殺させるわけにいかない、だから

然るべき時、然るべく、言葉を磨き戒める

注射よりも粉よりもシートよりも腹を決める

昔ならば「今死ねる」を今は明日に渡して

Takaki on the microphone to you, 声を枯らしてく

道理のない、意味のジャングル

どごぞで覚えた義理のサンプルにゃ

興味もないまま綴る散文

言葉に落とす命の緩急

正気を愛してギリのギャンブル

まさかのまさかで巡るチャンス ooh

調子乗らしてもらうぜサンキュー

裸のバーサーカーはready to rumble