poietic Front Cover

Lyric

Laughing and Killing Bashoku

Ito Shunta

目覚まし鳴って馬謖起きる

目一杯走って職場に着く

「やっぱりお前は頼りになる」

後ろから上司が肩を叩く

チャイム鳴って馬謖お昼

こんな日はやっぱ和食に限る

食べながら考える

抜擢された職場のレク

桃園の誓いとは程遠い

大きく出た、社内レクリエーション

独断的決定山登り

部署の壁無くしたコミニュケーション

自分が無双できるテーブルゲーム

頂きからの景色

より圧勝する盤面こそ絶景

その高い山からは降りられず

何で馬謖斬る?

よく思わぬ者、山の水路を断つ

彼に向けられる社内レクイエム

馬謖咀嚼できず呆然とす

んなこと参加者つゆ知らず

ポテチ パンパンで胸踊らす

馬謖みなに提案する

齧るカップ麺それもまた一興

道中、後輩からの警鐘も

「読み書き出来ない奴がでしゃばるな」

聞く耳持たず、決めつける役立たず

今まで読んだ兵法が

頭ん中でドミノ倒し

最後は笑顔で終わりたいじゃん

切れ者を斬れないナマクラ

この判断…この判断

課長風月火水木金

クビは持たずお詫びに

荊州行ってきましたクッキー

空気が凍ると同時に砕ける

水の切れ目が縁の切れ目

日常的実践が足りてなかった

圧倒的ポイエティーク不足

それは読み書き以前の問題だ

笑って馬謖を斬る

浴びる細胞、最初で最期

決勝シードで初戦敗退

軍議で吊り上がった口角

笑って馬謖を斬る

バカと煙は高いところへ

次の逸材をまた探そう

出来ればテーブルゲームをやらない奴

笑って馬謖を斬る

泣いても何も始まりやしない

走馬灯にやらかしは映らず

馬謖伝は笑い声で終幕

クッキーは魏延が平らげる

ポテチは王平が平らげる

カップ麺は劉禅が平らげる

食べこぼしと共に落ちた馬謖の首

それじゃ他では通用しないぞ

魏でも呉でも通用しないぞ

「明日からやる」

会議室から聞こえる

「明日馬謖を斬る」

世は情け、後腐れなく

あとは適当にカルタにでも

上司の期待、馬謖裏切る

職場で馬謖の処遇決める

満場一致、笑って馬謖を斬る

上司の期待、馬謖裏切る

職場で馬謖の処遇決める

満場一致、笑って馬謖を斬る

  • Lyricist

    Ito Shunta

  • Composer

    369beats

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  • 7

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  • ⚫︎

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  • 9

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