

追いかけた視線の先
透き通る頬の痣
溢れる紫色した影
7月のせいで思い出した
土と木々、ざわめく場所
夕が焼ける香りに
やがて風が混ざり
変わらないように
変わっていく僕ら
子どものままで
大人になっていく
分からないまま
分かっていく僕ら
ぼやけた視界
曖昧になって
あの時の言葉なら いつか
遠い過去 やさしい空に溶けた
もう許してあげるよ
手放せば帰れなくなるかな
記憶の羊水、確かに水源地に
君がいたような そんな気がするから
( I was in the blurred vision )
変わらないように
変わっていく僕ら
子どものままで
大人になっていく
分からないまま
分かっていく僕ら
ぼやけた視界
曖昧になって
発車のベルが鳴れば
帰っては来れない
次の街に着いたら
連絡ぐらいはするね
過ぎ去った景色は
あの時眺めてた
確かな未来
空想はきっと
この手で触れるよ
( I was in the blurred vision )
- 作詞者
川口淳太
- 作曲者
川口淳太
- レコーディングエンジニア
Yuya Tokunaga
- ミキシングエンジニア
川口淳太
- マスタリングエンジニア
osam
- ボーカル
水槽とクレマチス

水槽とクレマチス の“Blurred Vision”を
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ストリーミング / ダウンロード
生活(life)、ライブ(live)、旅(journey)を3つの軸とするアイドルグループ「水槽とクレマチス」の4th EP『BB/B』が、フィジカル音源からおよそ半年を経てついにサブスクでもリリース。本作を含め水槽とクレマチスのEPは盤ごとに異なるアーティストが楽曲を制作しており、『BB/B』収録曲は横須賀のオルタナティブロックバンド「Fallsheeps」が手掛けている。収録曲は、Fallsheeps「秒針」の水槽とクレマチスカバー版と、横須賀の街、そして海をインスピレーション源として制作された「青と鉛」「Blurred Vision」の計3曲。 水槽とクレマチスの体制変化の境目に作られた楽曲群は、楽曲ごとに歌唱参加メンバーが異なっており、この微かな、しかし確かな区切りの「/」が、Fallsheepsの描く楽曲世界が抱える「別れ」の匂いに共鳴している。なおEPジャケットは、9人のメンバーが自身で油彩した、3つの収録曲に感じるそれぞれの「青」で構成されている。その通り本EPは、混ぜ合わせと別れの青い海だ。
アーティスト情報
水槽とクレマチス
「生活」「ライブ」「旅」の3軸で活動するアイドルグループ。2022年9月に生活や旅に関連したコンテンツを届ける活動体としてSNS上で始動。2023年3月にライブお披露目し、7都市を巡るお披露目全国ツアーを開催。2024年7月から3ヶ月連続でEPをリリースし、9月には公演時間150分、公演曲数37曲と圧倒的なボリュームの2周年記念単独ライブ「あの街」を成功させた。現在は、「音楽と共に旅をする」「現場に行けば旅ができる」をテーマに東京を中心に全国各地で活動中。
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