27歳7ヶ月_2504のジャケット写真

歌詞

紫陽花

木村聡汰

生きていくことは

流れていくこと

帰らぬ死も知る

逆らえず僕は生きていく

行く川の

流れは絶えず

元の水にあらずして

名残惜しむ時もなく

寒風の

遠くは見えず

必ず春になるのに

まるでずっと冬のよう

窓辺に咲いた

紫陽花の花

撫でたら落ちた

生きていくことは

流れていくこと

戻れぬ死も知る

逆らえず僕は生きていく

行く雲は

形を変えて

ひとつとして留まらず

掴もうとすれば消える

夕暮れに

誰かが泣いた

悲しみもやがて溶けて

忘れられてしまうもの

家路に咲いた

紫陽花の花

撫でたら落ちた

生きていくことは

流れていくこと

愛した死さえも

逆らわず僕は生きていく

  • 作詞者

    木村聡汰

  • 作曲者

    木村聡汰

  • レコーディングエンジニア

    木村聡汰

  • ミキシングエンジニア

    木村聡汰

  • マスタリングエンジニア

    木村聡汰

  • ギター

    木村聡汰

  • ベースギター

    木村聡汰

  • キーボード

    木村聡汰

  • ボーカル

    木村聡汰

  • ソングライター

    木村聡汰

  • プログラミング

    木村聡汰

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前作からわずか2ヶ月、作詞作曲期間は1ヶ月で行われた、木村聡汰の2nd Album。

今回のサブテーマは「家族」で、1曲目『母になる』、2曲目『孫』と、27歳未婚男性が扱わないような人間関係を描いた。最終曲の『(父になる)』はコメディ要素も詰まったブルースナンバー。

そうした楽曲たちに挟まれたアルバム中盤では、ギターロック、ガレージロックといったロックナンバーが続く。
『君』『違う未来』では純愛を描き、『ままを』以降の楽曲は生きる意味や葛藤といった内省的かつ哲学的な、木村聡汰らしい楽曲たちが並ぶ。

それらの重いテーマや激しいロックを、聞きやすいポップスに昇華させることも意識した、多方面から楽しめる一枚に仕上がった。

アーティスト情報

  • 木村聡汰

    作詞作曲から演奏、録音、ミックス、マスタリング、映像編集、さらには広告運用まで全てを一人で完結させているシンガーソングライター。 Y2Kを彷彿とさせるギターロックを中心に、ポップでロックな楽曲を展開する。 これまで作曲家、レコーディングエンジニア、ギタリスト、音楽理論講師、音楽ディレクターなど多方面にプロの音楽を経験してきたことも特徴で、多角的に音楽と向き合っている。 法政大学文学部哲学科卒。歌詞の内容も哲学的な思索や「人生」「人間」といった壮大なものが多く、また自身の思想についても各種SNSにて発信している。

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