

生きていくことは
流れていくこと
帰らぬ死も知る
逆らえず僕は生きていく
行く川の
流れは絶えず
元の水にあらずして
名残惜しむ時もなく
寒風の
遠くは見えず
必ず春になるのに
まるでずっと冬のよう
窓辺に咲いた
紫陽花の花
撫でたら落ちた
生きていくことは
流れていくこと
戻れぬ死も知る
逆らえず僕は生きていく
行く雲は
形を変えて
ひとつとして留まらず
掴もうとすれば消える
夕暮れに
誰かが泣いた
悲しみもやがて溶けて
忘れられてしまうもの
家路に咲いた
紫陽花の花
撫でたら落ちた
生きていくことは
流れていくこと
愛した死さえも
逆らわず僕は生きていく
- 作詞者
木村聡汰
- 作曲者
木村聡汰
- レコーディングエンジニア
木村聡汰
- ミキシングエンジニア
木村聡汰
- マスタリングエンジニア
木村聡汰
- ギター
木村聡汰
- ベースギター
木村聡汰
- キーボード
木村聡汰
- ボーカル
木村聡汰
- ソングライター
木村聡汰
- プログラミング
木村聡汰

木村聡汰 の“紫陽花”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
母になる
木村聡汰
- 2
孫
木村聡汰
- 3
君
木村聡汰
- 4
違う未来
木村聡汰
- 5
ままを
木村聡汰
- 6
しけった風
木村聡汰
- 7
速すぎる世界
木村聡汰
- 8
履歴書
木村聡汰
- ⚫︎
紫陽花
木村聡汰
- 10
(父になる)
木村聡汰
前作からわずか2ヶ月、作詞作曲期間は1ヶ月で行われた、木村聡汰の2nd Album。
今回のサブテーマは「家族」で、1曲目『母になる』、2曲目『孫』と、27歳未婚男性が扱わないような人間関係を描いた。最終曲の『(父になる)』はコメディ要素も詰まったブルースナンバー。
そうした楽曲たちに挟まれたアルバム中盤では、ギターロック、ガレージロックといったロックナンバーが続く。
『君』『違う未来』では純愛を描き、『ままを』以降の楽曲は生きる意味や葛藤といった内省的かつ哲学的な、木村聡汰らしい楽曲たちが並ぶ。
それらの重いテーマや激しいロックを、聞きやすいポップスに昇華させることも意識した、多方面から楽しめる一枚に仕上がった。
アーティスト情報
木村聡汰
作詞作曲から演奏、録音、ミックス、マスタリング、映像編集、さらには広告運用まで全てを一人で完結させているシンガーソングライター。 Y2Kを彷彿とさせるギターロックを中心に、ポップでロックな楽曲を展開する。 これまで作曲家、レコーディングエンジニア、ギタリスト、音楽理論講師、音楽ディレクターなど多方面にプロの音楽を経験してきたことも特徴で、多角的に音楽と向き合っている。 法政大学文学部哲学科卒。歌詞の内容も哲学的な思索や「人生」「人間」といった壮大なものが多く、また自身の思想についても各種SNSにて発信している。
木村聡汰の他のリリース
Philosophy Records