リリース日: 2026/08/14
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『Only Love Remains』は、すべてを失った先で「最後に残るもの」を歌ったフォークアンセムです。
名声も、お金も、肩書きも消えていく。
それでも消えないものがある。
それは"愛"。
広大な草原と一本の木を舞台に、自分自身や大切な人との再会を描いた、静かで力強い一曲です。
ストーリー訳:
ある日、僕はエデンの平原を歩いていた。 世界で最後の雨に向かって、デイジーの花々が茎を伸ばしている場所だ。 空はどこまでも静かで、どこまでも広かった。 その光の下にいる生きものは、僕ひとりだけだった。 被るべき王冠もなく、握りしめる金貨もない。 守るべき名誉もなければ、歳をとるという現象すら存在しない。
ずっと遠くに、孤独な一本の木が立っていた。 永遠という背景を背にして。 何かが僕の落ち着かない足を呼び寄せた。 それは失われた古い夢にどこか似ていた。 持ち続けるべき恐怖はなく、背負うべき哀しみもない。 そこにあるのは、ただ開かれた大気だけだ。
頭上には緑の葉が茂り、 その代わりに、彼女がそこで微笑んでいた。 昨日の引き潮のように、 あらゆる染みを綺麗に洗い流しながら。
僕たちが自分の所有物だと信じ込んでいたものはすべて、 風化した風化石のように崩れ去ってしまう。 僕たちが永遠に保持できるものなんて、最初から何ひとつなかったのだ。
長いあいだ否定され続けてきた心臓の鼓動が、 ひとつずつ、本来あるべき深い場所へと戻っていく。 かつて隠蔽されていた記憶が蕾を開き、少しずつ癒やされていく。 僕が君の名前を呼び、君が僕の名前を呼ぶ。 そこには横切るものも、通り抜けるものもない。
たとえ世界が灰色の塵に姿を変えたとしても、 すべての約束が赤さびて機能しなくなったとしても、 あらゆる星たちが光り方を忘れてしまったとしても、 僕の記憶の中には、ただ愛だけが残るだろう。
あらゆる道路がその行き止まりに到達したとき、 残されるのは、僕たちの愛だけだ。 そう、僕たちの愛だけなのだ。
amengoogoo。1963年、横浜生まれ。 ギター、ベース、二胡、キーボードなどを演奏し、DTMとボーカロイドを用いて、ロックやポップを中心にジャンルにとらわれない作詞・作曲を続けている。 10代からアマチュアバンドや中国楽器・二胡の楽団で音楽活動を始め、1980年代にはアナログ機材による多重録音に夢中になる。その後、2009年からDTMによる楽曲制作を開始。仕事のため長い中断を経験するが、2019年に音楽活動を再開し、現在も自分自身の世界観を音楽として形にしている。 作品の根底にあるテーマは、「喪失から再生へ」「孤独からつながりへ」。 大きな成功や名声、物質的な豊かさよりも、人との絆や小さな幸福、心の中に残る記憶や愛を大切にしている。 日常のささやかな幸せを描いた作品から、失われた愛や戻れない時間、人生の後悔を見つめる作品、そして旅や冒険を通して新しい一歩へ向かう作品まで、その物語は少しずつ広がっている。 森、海、空、雪、花、大きな木、光と影、旅、手紙、そして「名前」など、自然や記憶を象徴するイメージを繰り返し用いながら、失ったものを取り戻すのではなく、「失われた経験の中に何が残ったのか」を描いている。 個人的な記憶や感情から始まった物語は、やがて、孤独や傷を抱えながら生きる人、声を上げられない人、誰かとのつながりを求める人へと視点を広げていく。 一曲一曲の中に、自分が生きてきた時間や出会った人々への想いを残しながら、聴く人それぞれの記憶や人生にも重なる音楽を目指している。 モットーは、ベートーヴェンの言葉として伝えられる「音楽が人生の重荷を救い、人と幸せを共有する助けとなるように」。 ジャンルや時代に縛られることなく、自分が感じたこと、考えたこと、そして人生の中で出会った物語を音楽に変えて、できるだけ多くの人に届けていきたい。
Studio Side B