Lyric

すぅっと前髪揺らした

気まぐれな風は

何かを伝えるようなふりした

ぱっと差し込む日差しは

優しくなろうとしかめた顔する

僕を照らした

褒められたくて作った

パスタは腐ってしまった

泣きたくなれた場所は

どこにも無いまま

待っているのに

いつでもここで待っているのに

今日も風はさらっと優雅に

何も言わないで知らんぷり

間違っている時

どんな夢も効かない時

それを認めたくない時

何も言わないで知らんぷり

ずっと好きだったものも

好きだったわけを

僕らはだんだん忘れてくから

もっとおかしな音色と確かな言葉で

見てきたまんまを固めたいのに

心が変わってしまって

戻り方ばっか探って

周りが怖く映って

醜くもがくの

立っているのに

へこたれず踏ん張っているのに

柔らかな色の日差しに

焼かれてまた残る痛み

逃げ込んでいる時

一人きりに勝てない時

だけど縋りつけない時

僕の事を照らす痛み

あの歌でさえやがて終わって

残ったのはあなたの事だけ

あの歌でさえやがて終わって

残ったのはあなたの事だけ