Lyric

苦しいなんて言葉忘れたように

昨日と同じ涙を拭った

悔しいとか言うのすら馬鹿らしくて

息を吸わせてもらうだけな気がしてる

僕らは今

ないものねだりなことばかり吐いて

下らないよなって

笑い飛ばして

水のように

乾き消えて

夢はまだ見ていたいな

嘘はないと日々言い聞かした

負けをただ恐れていた

素直になれないままで

轟け全部吐き出せ

この叫び声は誰にも

届かなくて負けを知って

吊るされるがままで

いつだって枷は悲観的

来世ぐらい

せめて愛されて生きてみたいな

ぼやっと擲ったって

何も変わんないな

きっともう覚めない体へと

宙に浮くほど

理由もなく胸が熱くなって

駄目だ

朝日さえも当たり前じゃないのに

いつか見た夢か現の

あの蜃気楼のようにまた消えてく

エンドロールのような

人生だなんて

誰にも言わせやしない

噛ませは嫌い

いつだって君は主人公なんだから

つらつら夢を見過ぎたようで

まともで見てらんない

また涙乾き切って

何も変わんないよな

いつも僕だけ

なんてね

もうやめにして

あれこれそれ

枷を取って

いつか見たあの場所へ

轟け全部吐き出せ

この叫び声は誰にも

届かなくて情けなくて

吊るされるがままでも

叫び続け

轟け全部吐き出せ

この思いだけは誰にも

負けないんだと

嬉しくって

また下らないことで

笑っていられるんだ

今世ぐらい

せめて僕なりの声を上げて

もう魘されなくてもいい

吊るされたただの戯言だから