Adulting Glitchのジャケット写真

歌詞

Speedrun My Life

SHIGURE

起動音とともに支配されるルール

「黙って従えばうまくいく」だと?

YES以外、バグ扱い

じゃあ、黙ってぶっ壊してやるよ

初期設定で黙らされたまま

「変わるのが大人」って、それ洗脳じゃん?

夢はリセット、自由は削除済み

“自分らしく”が禁止ワードみたいに消されてる

マナー講座で人間性をカスタム

ズレた瞬間バグ報告扱い

お利口キャラを演じろってか?

ガキ扱いのくせに責任だけ押しつけんな

最適化された地獄のタイムライン

演技しすぎて、自分がクラッシュしてる

「みんな頑張ってる」って免罪符かよ

じゃあ、その“みんな”って誰だよ?

Skip it. Fake it. Rush it. Done

Skip it. Fake it. Rush it. Run

Speedrun. Speedrun…

Speedrun my life. Speedrun my life

会話すらコスパで選べってか?

最短ルートで量産型完成

……でもセーブどこ?戻れないのかよ

Skip it. Fake it. Rush it. Done

Skip it. Fake it. Rush it. Run

Speedrun. Speedrun…

Speedrun my life. Speedrun my life

飛ばしすぎて何も感じねえ

セーブどころかバグりっぱなし

人生、オートセーブで詰みじゃね?

未来の夢より今の指示

出された正解だけコピーしろって

それ、生きてんのか?

マニュアル通りのロボットじゃん

「もっと自分らしく」って笑わせんな

その“らしさ”すら審査対象だろ

“ちゃんと”って言葉に縛られて

今すぐ脱線してやりてえよ

おとなぶって飲み込んだ不満

もう腹の中で爆発寸前

抑えても、演じても、

「どうせお前のせいだろ」って言われるんだろ?

Skip it. Fake it. Rush it. Done

Skip it. Fake it. Rush it. Run

Speedrun. Speedrun…

Speedrun my life. Speedrun my life

他人の目ばっか気にする人生

評価ボタンしかない関係

……ログアウトできねえのかよ、この現実

Skip it. Fake it. Rush it. Done

Skip it. Fake it. Rush it. Run

Speedrun. Speedrun…

Speedrun my life. Speedrun my life

死んだ目して「社会人」って笑うなよ

オレはまだ終わってねぇ

まだ…まだセーブした記憶すらないんだ

セーブじゃ足りねぇ、

Rebootさせろ、オレのLife。

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

Adulting Glitchのジャケット写真

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SHIGURE 3rd EP『Adulting Glitch(アダルティング・グリッチ)』

『Re:draw』で“歌”という表現に目覚めたSHIGUREが、いったん“ゼロ”に戻るための『#00000000(ゼロブラック)』を経て、いよいよ「大人としての社会」と対峙する第3作目のEP。

社会人ごっこ、感情の削除、速さ至上主義、笑顔の仮面、理不尽な“成長”。
それらすべてに違和感を抱きながら、それでも前に進むわたしたちの“今”を描く5曲。

「大人になるって、バグだらけ。」
このアルバムは、“適応するしかなかった子どもだったわたしの亡霊”が、大人社会を音でハックする物語である。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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Caleido Records

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