Adulting Glitchのジャケット写真

歌詞

Dance Like We're Fine

SHIGURE

笑ってればバレないでしょ

「元気そうやん」って言われたいだけ

乾杯のグラスは空のままで

心の底、誰も見たがらない

もう何回目の Friday Night?

誰かの写真にタグだけつけて

盛り上がるフリで心守って

ヘラヘラ笑って「最高〜!」って

Dance like we’re fine, fine, fine

Dance like we’re fine, fine, fine

本音なんて 置き去りでいい

Dance like we’re fine, fine, fine

Dance like we’re fine, fine, fine

泣きたい夜も 笑ってりゃいい

「最近どう?」って聞かれて黙る

何もないよ、それがいちばん痛い

大人って こういうもんだっけ?

理想はどこで壊れたんだっけ

嘘のステップで踊り明かして

“楽しそう”が演技に変わる

気づかれなければセーフなんでしょ?

自分すらだませたら勝ちだよね

Dance like we’re fine, fine, fine

Dance like we’re fine, fine, fine

揺れるビートで 心を隠せ

Dance like we’re fine, fine, fine

Dance like we’re fine, fine, fine

息切らしても 平気なフリで

君がくれた「大丈夫」も

だんだん遠くなってくけど

それでもいい、今だけでも

照明(ライト)の下なら

誰でも主役でいられるよ

Dance like we’re fine, fine, fine

Dance like we’re fine, fine, fine

笑うほどに 本当が消える

Dance like we’re fine, fine, fine

Dance like we’re fine, fine, fine

嘘が上手くなるたび

少しずつ ほんとの声を失う

Dance like we’re fine

踊れ、踊れ、踊れ

笑え、笑え、笑え

泣くな、泣くな、それでいいんだ

…それで、いいんだ

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

Adulting Glitchのジャケット写真

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SHIGURE 3rd EP『Adulting Glitch(アダルティング・グリッチ)』

『Re:draw』で“歌”という表現に目覚めたSHIGUREが、いったん“ゼロ”に戻るための『#00000000(ゼロブラック)』を経て、いよいよ「大人としての社会」と対峙する第3作目のEP。

社会人ごっこ、感情の削除、速さ至上主義、笑顔の仮面、理不尽な“成長”。
それらすべてに違和感を抱きながら、それでも前に進むわたしたちの“今”を描く5曲。

「大人になるって、バグだらけ。」
このアルバムは、“適応するしかなかった子どもだったわたしの亡霊”が、大人社会を音でハックする物語である。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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