Unlucky Paradeのジャケット写真

歌詞

I am a rain bringer

Blue Letter

今日は晴れ予報だったはずなのに

靴履いた瞬間にぽつぽつぽつ

「は?誰がスイッチ押した?」って

まだ家でツッコむ私

スマホの天気アプリは

にこにこの晴れのままだけど

現実の空は

私の顔見た途端ににやりと曇る

でもあるあるすぎ

なんも気にしないふりして

階段降りたら

ざあああああああ

いや早すぎだろこの発進速度

ちょっと歩けば

傘の柄はぽきっと折れるし

ビニール傘は縁起悪いし

びしょ濡れの背中が

もうすでに「…あ、今日もやっぱか」ってささやく

「なんで私が動くと雨?」

「誰?マジでつきまとってる雲」

いやでもここまできたら

もう私のせいじゃねぇよな?

でも来るんだよな

ぴたっと濡れたまつげが

「ああ、今日もだめ」ってささやくの

I’m a rain bringer

Unlucky重ねて歩くのが私

I’m a rain bringer

予報の晴れを覆す瞬間

雨の響きが

心のビートに重なるのが癖になって

Unluckyでもいいや

今日を生きてる証拠だし

喉渇いて

ジュース買うたら

紙袋がべちゃっと濡れるし

絶対に濡れる日に限って

神経質になるし

地球の水道と

私の発動が

なんかリンクしてんの?ってくらい

雨がついてくる

座ったシートはびしゃびしゃ

「あーーーやめて」って声も出ない

アプリは晴れ

現実は雨

嘘ついてるのどっち?

汗と雨のあいだの

変な立ちこめる匂い

唇に当たる風が

ひやっとしすぎて気持ちまで曇る

ああもう今日は無理

I’m a rain bringer

Unluckyで滑る道さえも歩く

I’m a rain bringer

雲のスイッチは全部私向け

びしょ濡れの心が

なんだかちょっと好きになるのはなぜ?

Unluckyでもいいや

今日を生きてる証拠だし

輪郭がぼやける日

鏡も曇る日

スーツの袖に染みるコーヒー

我慢できずに笑う

本当はね

雨の音が好きなんだ

ざわざわした心が

静かになるから

I’m a rain bringer

Unluckyが続くほど

なんかちょいといとおしくなる

I’m a rain bringer

雲の下で笑ってる私

びしょ濡れの日でも

負けてない証拠が

ここにちゃんと残る

今日を生きてる証拠でしょ

雨の日でも

誰かと歩けば

Unluckyが

少しだけ優しくなるんだ

  • 作詞者

    Blue Letter

  • 作曲者

    Blue Letter

  • プロデューサー

    Blue Letter

  • ボーカル

    Blue Letter

Unlucky Paradeのジャケット写真

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「Unlucky Parade」は、日常の小さな不運や混乱を、
ユーモアとラップの勢いで押し返していく物語を集めたアルバムです。

靴ひもがほどける朝、雨に追いかけられる帰り道、
言葉がうまく出てこない瞬間や、気持ちの行き場を失う夜。
そんな誰にでも訪れる“つまずき”の数々が、
韓国伝統民謡の節まわしと高速K rapによって、
一つのリズムへと組み立てられていきます。

ときに滑稽で、ときに胸が締めつけられる感情が、
曲を重ねるごとに大きなパレードのように流れ出し、
最後には、不運の中にこそ跳ね返す力が宿っていることを教えてくれます。

不完全なまま前へ進むすべての人へ。
笑って、怒って、しくじって、また歩き出す――
その一歩一歩に寄り添う作品です。

アーティスト情報

Blue Letter Records

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