Unlucky Paradeのジャケット写真

歌詞

Time machine

Blue Letter

まぶたのすみにまだ君がいて、

触れた記憶がじわっと戻ってくるたびに

時間だけ逆さまに流れそうで怖くて、

息を吸うだけで胸がきゅっと縮む。

どこで間違えた?って問いが

夜の底からゆっくり浮かびあがって、

触れられないはずの手をまた探してしまう

そんな自分が悔しいほど残ってる。

君の言葉がまだ胸に残って

あの日の景色が痛いほど近くて

タイムマシンがあるのなら

戻りたいのに戻れない

ずれた歯車の音だけが

今も心で響いてる

小さなズレが積もっていって、

気づいたら会話の影が伸びて、

ただ笑い合った時間さえ

薄いフィルムみたいに割れてしまう。

ごめんって言葉が足りなかったのか、

優しさの置き場所を失くしたのか、

どこが始まりだったのかさえ

いまの私には触れられない。

戻りたいだけなのに

どこが始点かわからない

タイムマシンが泣いてるみたいに

胸で過去だけ光ってる

君の言葉がまだ胸に残って

あの日の景色が痛いほど近くて

タイムマシンがあるのなら

戻りたいのに戻れない

ずれた歯車の音だけが

今も心で響いてる

もしもう一度だけ会えるのなら、

笑った君の横顔をなぞりたい。

あの時どうして黙ってたの?と

やっと言える気がしているのに。

過去をまっすぐ歩けるなら

二人の影を踏まずに済んだのに。

触れた温度の消えた部屋で

未来だけがぽつんと揺れている。

君の言葉がまだ胸に残って

あの日の景色が痛いほど近くて

タイムマシンがあるのなら

戻りたいのに戻れない

ずれた歯車の音だけが

今も心で響いてる

  • 作詞者

    Blue Letter

  • 作曲者

    Blue Letter

  • プロデューサー

    Blue Letter

  • ボーカル

    Blue Letter

Unlucky Paradeのジャケット写真

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「Unlucky Parade」は、日常の小さな不運や混乱を、
ユーモアとラップの勢いで押し返していく物語を集めたアルバムです。

靴ひもがほどける朝、雨に追いかけられる帰り道、
言葉がうまく出てこない瞬間や、気持ちの行き場を失う夜。
そんな誰にでも訪れる“つまずき”の数々が、
韓国伝統民謡の節まわしと高速K rapによって、
一つのリズムへと組み立てられていきます。

ときに滑稽で、ときに胸が締めつけられる感情が、
曲を重ねるごとに大きなパレードのように流れ出し、
最後には、不運の中にこそ跳ね返す力が宿っていることを教えてくれます。

不完全なまま前へ進むすべての人へ。
笑って、怒って、しくじって、また歩き出す――
その一歩一歩に寄り添う作品です。

アーティスト情報

Blue Letter Records

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