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歌詞

泣きたいときには、泣け

岩下啓亮 Sardine

泣きたいときには泣け 勘違いしてないか

泣きたいときに泣けよ 当然の権利だぜ

泣きたいときがあるだろ 我慢していられるか

押さえつけるのはよせ 理由ならばいらない

オトナはなくななんて どこのどいつが決めたこと

見苦しいだなんて 他人の考えることだろう

オマエは泣かなきゃダメだ

オマエは泣かなきゃダメだよ

泣きたいときには泣け 溜めこむくらいなら

悔しいときには泣け 理不尽なら そう言え

上目づかいで睨んで 頭にきてるってわかる

どうしようもないことなら 泣くしかないだろうが

オトナは泣くななんて 昔のひとが決めたこと

泣くななんて思うな 泣くんだ

胸が張り裂けそうなら 泣くんだ

苦しくって耐えきれないなら 泣くんだ

大きな声を張りあげて 泣くんだ

涙が涸れてしまうまで 泣くんだ

立ち直れそうにないなら 泣くんだ

気にしなくてもいいんだ 泣くんだ

一人前のひとだから 泣くんだ

からだ震わせ さいごまで 泣くんだ

今ここで泣けるなら 泣きたいだけ泣くがいい

今しか泣けないなら いま泣くしかないから

泣くんだ 泣くんだ 泣くんだ

泣くんだ 泣くんだ

泣くんだ

  • 作詞者

    岩下啓亮 Sardine

  • 作曲者

    岩下啓亮 Sardine

  • プロデューサー

    岩下啓亮 Sardine

  • レコーディングエンジニア

    岩下啓亮 Sardine

  • ミキシングエンジニア

    岩下啓亮 Sardine

  • グラフィックデザイン

    岩下啓亮 Sardine

  • ギター

    岩下啓亮 Sardine

  • ベースギター

    岩下啓亮 Sardine

  • キーボード

    岩下啓亮 Sardine

  • シンセサイザー

    岩下啓亮 Sardine

  • ボーカル

    岩下啓亮 Sardine

  • バックグラウンドボーカル

    岩下啓亮 Sardine

  • ピアノ

    岩下啓亮 Sardine

  • パーカッション

    岩下啓亮 Sardine

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私は1989年から1996年まで静岡県浜松市に住んでいた。教育楽器のメーカーに勤めた7年間で、私はプロのインストラクターとして日本全国で指導し、編曲し、楽譜を書いた。さまざまな技術を習得したが、自分の音楽にはあまり反映させなかった。手慣れた感じになることを意識的に避けていた。この時期に書かれた歌はどれもどこかしら澄ました顔をしている。アルバムを『ウインザーノット』という気取ったタイトルにしたのも、仕事でいつもネクタイをしていたサラリーマン時代を回想してのことだ。
アルバムは三部構成になっている。トラック1から6までが仕事に忙殺され孤独にさいなまれた時期、トラック7から11までが失恋に打ちひしがれている時期、トラック12から18までが新しい出会いと結婚にいたるまでの時期だ。つまり30歳前後の私が描かれた、バラエティーに富んだアルバムになったと思う。ぜひ聞いてみてほしい。

アーティスト情報

  • 岩下啓亮 Sardine

    鰯こと岩下啓亮 Sardineです。 1983年から2003年までの20年間で、ひとり多重録音した楽曲が約200曲あります。これらを8枚のアルバムにまとめて2024年に順次アルバムをリリースしました。2025年はアンソロジーの代わりに、年代順に編集したアルバムを発表します。 その音楽は、多種多様です。親しみやすいポップスもあれば、社会的視点をそなえたメッセージソングもあります。プログレッシブな構築性もあれば、パンク的な破壊志向の側面もあります。手ごわいピアニストで、マッドなシンセサイザー弾きで、たどたどしいギタリストで、音の読めるベーシストで、緩いリズムのパーカッショニストで、ひとり多重コーラスを駆使する、不器用なシンガーソングライターです。それらすべてのパートが、一つの人格に統合されているのです。 ロマンチックと薄情と情熱の混淆、とりとめもない不安と届かぬものへの憧憬を描いた、オールディーズだけどもエヴァーグリーン。表情豊かな鰯の音楽を、ぜひお聞きください。

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