若葉から滴った雫も
何かを育むのだろうか何てふと思った
透き通る日差しが鏡のようで
あの頃のままの僕が映ってら
揺れる夏草
撫ぜて歩いた
夏をひたすら纏ってた
ぬかるんでた道もそっと乾いて
足跡が確かに残ってた
コップの中で割れる氷
火照る身体を刺すほど冷えた麦茶
すっと蚊帳の向こうが遠のいていく
滴る汗が頬を伝って
我に帰る人ごみの中
足跡なんて残らない焼け付くようなアスファルト
見上げた空は同じ色をしてて
鏡の中の無邪気な視線
同時に呟く
「羨ましい」と
- Lyricist
kimizu
- Composer
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natsukagami
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