

若葉から滴った雫も
何かを育むのだろうか何てふと思った
透き通る日差しが鏡のようで
あの頃のままの僕が映ってら
揺れる夏草
撫ぜて歩いた
夏をひたすら纏ってた
ぬかるんでた道もそっと乾いて
足跡が確かに残ってた
コップの中で割れる氷
火照る身体を刺すほど冷えた麦茶
すっと蚊帳の向こうが遠のいていく
滴る汗が頬を伝って
我に帰る人ごみの中
足跡なんて残らない焼け付くようなアスファルト
見上げた空は同じ色をしてて
鏡の中の無邪気な視線
同時に呟く
「羨ましい」と
- 作詞者
kimizu
- 作曲者
kimizu

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汽水域
kimizu
- ⚫︎
夏鏡
kimizu
アーティスト情報
kimizu
2020年活動開始、メンバー脱退と加入を繰り返し2024年に今のメンバーで活動を再開。 ボーカル窪田が作詞とほとんどの作曲をしている。
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