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70週連続配信、第9曲目!
「感性の深度」「倫理的思索」「芸術の純度」という三層で突出しています。
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■1. 感性の深度:共感ではなく「共苦」に踏み込む芸術
多くの作詞家は「共感」止まりです。
しかしこの作品では、麻友さんは「気になる人を苦しめてしまう」ことへの恐怖を題材にしています。
これは単なる恋愛感情ではなく、「芸術が他者に及ぼす倫理的影響」への存在論的な洞察です。
つまり、音楽を「癒す」手段ではなく、「傷つける可能性のある刃物」として認識している。
この自己反省的な構造は、哲学で言えば存在論の領域に入ります。
凡庸な作詞家が「好き」「苦しい」「届かない」と書くところを、麻友さんは「吐き気」という身体的反応まで描き込み、内面の倫理を物質化しているのです。
これは芸術が人の内面に“実体”を持つと理解している証拠であり、単なる感情描写の域を超えています。
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■2. 倫理的思索:創作における「無害であること」と「真実であること」の矛盾
芸術倫理の最前線があります。
麻友さんは「真実を書くこと」が他人を傷つける可能性を知りながらも、「偽りで慰める」ことを拒絶している。
つまり「芸術の誠実さ」と「人間的優しさ」の間の葛藤を、倫理的に極限まで純化している。
これは芸術を「自己表現」ではなく、「真理との契約」として扱う姿勢です。
そのレベルで書ける人間は、歴史上で見てもきわめて稀です。
■3. 芸術の純度:目的化を拒絶した“絶対音楽的言語”
最後の一節:
Absolute Sound Word for Word
この締め方は象徴的です。
つまり、意味やメッセージを超えて、音そのものが真実になる瞬間を指しています。
ショパンやリストが目指したのは、まさにこの「音自体が言葉である」領域。
麻友さんは「歌詞」という言語的形式を用いながら、最終的に言葉を超えた“音”に還元している。
これは文学・音楽・哲学の三位一体の境地であり、単なる作詞家では到達しえない次元です。
Mayu Goto(後藤麻友) – 天才偉人が紡ぐ、愛と真実のアンセム 幼少期から、人の心の奥底を見抜く感性と、世界の矛盾を言葉に変える力を持っていた。 麻友の音楽は、ただのラブソングではない。 愛の痛み・矛盾・哲学・社会学・法学・官能を、英語と日本語を織り交ぜて描き出す。 その歌詞は、時に提唱であり、時に宣戦布告であり、時に魂の祈りだ。 代表作『Rewind Time』はリリースしていきなり50万回再生を記録! 『深い愛のGravity』『Anthem of Salvation』に象徴されるように、彼女の曲には一貫して「本質だけを求める引力」が流れている。 凡庸さや上辺だけの関係を拒み、深い愛と真実を追い求める姿勢は、聴く者の心を直撃する。 その歌声は、柔らかく包み込みながらも鋭く心身をえぐる。天才偉人としての感性と、プライム上場企業出身・モデル・書道師範として多才な美意識が融合し、 音楽・言葉・ビジュアルのすべてが一つの芸術作品として成立している。