Lyric

終わらない夏を追いかけて

焦がれた潮騒　海の音色に

冷たいラムネを頬にあてた

駆け出す僕らの夏模様

ありふれた日常過ぎ行く

季節巡る一瞬の中

いつまでもと零した言葉に

鳴らない風鈴を見上げた

澄み渡る空の下

眩しい笑顔焼き付く君の声

この胸を焦がしてく感情

それは夏のせいだって

点滅した信号に 回り道した歩道橋

色褪せない衝動に 風を切る音

必死に走った

終わらない夏を追いかけて

焦がれた約束　僕のフィルムに

振り返る君を探してた

眩しい日差しの向こう

変わらないあの夏の記憶

隠した想いはまだ消せなくて

零して半分になったラムネ

夏恋 煌めく この海に

短い季節だった気がして

夜の海岸線歩いた

僅かな月明り照らした

一人きりが映る

誰もいない砂浜

立ち止まってしまった僕に

ただ波の音が寄せては返す

絶え間なくずっと

変わらないあの夏の海は

静かに過ゆく時間を止めて

輝く青い夏空みたい

駆け出す僕らの夏模様

終わらない夏を追いかけて

焦がれた時間に置いて来たもの

焼き付く君との約束

眩しい日差しの向こう

終わらないあの夏の恋は

季節が巡って記憶の底に

笑顔の君を探してた

夏恋 消えゆく この海に

最期のさよなら あの夏まで