束の間のbreak
One hourのフライト
Tripができる 離脱するdays
美食と温泉にaim
地元の銘酒
飲みすぎて二日酔いが芸風
寝入るだけじゃもったいないから
早起きして一番風呂
天気予報雨のち晴れ
いいチャンスを逃がすまいと
握るハンドル
窓に雨落ちワイパー
かける街中 何してるかな立川
向かうは山ん中 徐々に上り坂
蒼き音のハーモニー
水芭蕉なんてのが映える畦道
そこで静まりかえる現在地
さらにこだまするため息
うんざりするほどしげる緑の木々
窓からは数分間動かない景色
鳥の音がビートを刻み
ここちよくHighからLowのビート
乗りこなせる自然の恵み
気がつけばあたりは快晴 yo
木もれ陽がスポットライトのよう
俺だけのショーケース 自然の中
ワンマンライブ
誰も見てないのに気を配る
誰もいないのに
笑われている気がする
身につけてきた利口も
まるで気泡のよう (それすら)
気高き自然の前じゃ無力に感じる
力なき遠吠え
そんな俺を無欲に悠然と見守る
あちこちにもののけ
身に纏ったもの全て馬鹿らしい
溜まった感情抱き大声
清々しい青空 すっきりとした気分
また明日訪れ
高速に上がる経験値は
ここじゃ天に召す
何がそうさせたんだサラリーマン
Tokyoとのレイテンシー
狡猾に忍ぶ導火線
我さきにと交差点は混戦
窮屈な世界線
気づかぬ間に過ぎ去る時間 永遠
まるでドリップされたcoffee
のようにdark かつ deepに侵食
ゆっくりと深みを感じる意味
でもそこに意味はなく 錯覚
ハマる沼 有象無象と無価値な折衝
かわすここから脱却
日々感じるストレス苦痛も
すり減らすまで履いた靴も
努力の証に見せかける都合
つべこべ言わず受け取れ愛情
ひとときの休暇
疲労する日々を癒すもの
So! break
よりどりみどりの晩酌 ei!
温泉につかり一服
空気もうまいし言うことなし ei!
自然に囲まれ散策
みなぎるパワーはほら底なし
当たり前に持ち込まれた物差し
破壊と再生が理
刻まれてきた歴史は深い
この手に委ねられるこの先
等間隔に置かれた街灯が照らし
無数の星たちの眼差し
襷をかける俺に名指し
ゆらめく木々にみえるいとをかし
伸び切った背中を後押し
まさにbreak間違いなし
I’ll come here again yo
- 作詞
akapos
- 作曲
akapos, AGRI CRAFT
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ストリーミング / ダウンロード
東京立川を拠点に活動するラッパーakaposのデビュー作となる配信限定EP「still hard like shelled nut's?」
ヒップホップとコミュニティの融合を目指すakaposが自らディレクションを行い、堅くならずゆるく地元で聴ける楽曲とラップを3曲に詰め込んだEP。
break、All Kinds for Positive Situation(A.K.P.S.)は、同じく東京多摩地域で活動するロックバンドAGRI CRAFTのバックアップを受けるなど、まさにヒップホップとコミュニティの融合を模索する作品。
それぞれ異なる側面を持つ3曲。ここから始まるakaposの第一章。