eight Front Cover

Lyric

first love

poem

見慣れたはずの帰り道がいつもと違って見えるのは

見えるか見えないかくらい先に君がいるから

今日は友達の家にでも行くのかな?

次の角を曲がって僕の家に行かないかな?

君が引っ越す前はよく二人きりで遊んでいて

お互いに悩みを相談したりしてたよね

今では会話する事が無くなったけど

あの頃から君が好きなんだ・・・

ねぇ覚えてる?君と出会った場所を

ねぇ気付いてる?君を想う気持ちを ねぇ?

帰り着けば勿論の如く君なんているワケなくて

とりあえず荷物を置いていつもの喫茶店へ

今日はなんだか雨が降ってきそうだな

傘を持っていこうかどうか考えていたら

君が友達を連れて僕の前に現れて

「大事な話があるから」と連れ出された

「実はこの子あなたの事が好きなの」

あの頃と変わらない君の声

ねえ覚えてる?君と出会った場所を

ねぇ気付いてる?君を想う気持ちをねぇ?

断る理由はあるけど本当の事が言えなくて

よくわからないような理由を無理矢理こじつけた

君は泣いてる友達を慰めて

「バカ」と一言残して帰っていった

フラれたワケではないのにフラれたような気分がして

ポツリポツリと雨が降り始めてきた

濡れた服をよそに君を追いかけた

この気持ち君に伝えよう

ねぇ覚えてる?君と出会った場所を

ねぇ気付いてる?君を想う気持ちをねぇ?

新しい君の家は知らないがこの辺りな気がして

あの坂の向こう側に君が居てそうで

僕は全力で駆け上がった

目の前に映るは滲んだ町並

あの日以来君を見ていない

  • Lyricist

    ITO

  • Composer

    ITO

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ITORECORDS

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