Lyric

夜に上手く潮解した二人に行き先は遥か

流線型が淡く照らした

朝に焼かれる頃には君の赤かった瞼

素直に見えると思った

きっともう終わりなんだろう

君の声を覚えなきゃいけないと思った

出会う前に戻ってく

その過程が少しでも和らぐように

慣れない着信を聴いた君の笑窪が刹那

昔を微かに想起させた

スポットライトのような光を吐いた街灯が

些末なことさと笑った

情けないのは分かってる

それでもいい　君がもし泣いた時は

もう一度頼って欲しい

それは多分　僕の為なんだろうけど

ああ　このまま離れてくのと

君の手を引いて連れ去ってくのと違いは無いよな

最後のこの一時が君の記憶から

すぐに消えますように

きっともう終わりなんだろう

君の声を覚えなきゃいけないと思った

出会う前に戻ってく

その過程が少しでも和らぐように

さよなら大好きな人

突き当たりで残る街灯は一つ

その時に気が付いた君の涙

生涯忘れないでしょう