ryu no kaban Front Cover

Lyric

tuki to odoriko

sonoda

午前二時の人類が

消えてしまった街に

ぽろぽろに溢れて

澄んだ心で何か思い出す

置き土産は何もかも

褪せてしまったけれど

カレンダーめくる

この手は床についたまま

焼香の数数えたって

何か変わる訳じゃないので

帰り道は踊ったんだ

枯葉舞う並木道で

ワン、ツー、ステップ

胸の中には

造花みたいな夏の隅で

夜風に吹かれた

鳥居をくぐって思い返している

ワン、ツー、ステップ

空を仰いだ

夜目に映る百日紅の赤

夢中で全てを捧げた記憶を

散らしていくように

心に潜む空虚の怪物は

いなくなったから

月の下で踊ったんだ

君からも見えるように

生涯僕が残された猶予で

描けるような思い出とかを

手紙に綴って部屋の

隅っこに書き留めとくよ

そのうち色褪せて

忘れたことさえ

忘れるかもしれないから

お腹いっぱいの幸せに

飽きたら思い返して

ワン、ツー、ステップ、

ワン、ツー、ステップ

ワン、ツー、ステップ、

ワン、ツー、ステップ

ワン、ツー、ステップ

差し込んだ月の光の

スポットライト

照らしてくれたのは紛れもない、

君だったりする

拝啓、親愛なる君へ

とか僕達らしくなくて笑うから

ワン、ツー、ステップで

さよなら

またいつかどこかで

  • Lyricist

    sonoda

  • Composer

    sonoda

  • Producer

    sonoda

  • Guitar

    sonoda

  • Programming

    sonoda

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