Lyric

気がつくとあれこれ

求めて しょうがないな

知る事は時々苦しいから

知らないままもいい

珈琲は濃いめか薄めか

好きな音楽は

この前のラジオの話をしよう

夜が更けるまで

どうでもいい姿すら

照らす火にくべる木々なのさ

笑うほどの寝相も

床のしおれた靴下も君の全てを

ふとした日々のめんどくさいも

愛せるように

相槌は程々でいい

ただ静かに手を握るのだ

道草は飽きるほど食べ尽くそう

どこへでも行こう

たまには別々の旅をして

愛を知ろう

全てを知らずにいよう

違うことも同じことも

抱きしめよう

新芽のような寝癖も

口の横の米粒も君の全てを

ふとした日々の足りなさも

愛せるように

飾りものは程々でいい

ただ静かに口づける

月満ちて欠けるように

好き嫌い得手不得手も全てを

ふとした日々のめんどくさいも

愛せるように

相槌は程々でいい

ただ静かに手を握るのだ